【速報バックナンバー 2009年11月分】

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◎ 11月

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■2009年11月14日(土)■     

 


@ 2009/11/14 07:30
気温8℃、夜明け前から土砂降り
(位ヶ原山荘前)
A 2009/11/14 08:50
雨から次第に横殴りの霙へ
(位ヶ原山荘前

B 2009/11/14 09:30
至るところで小川は激流に
(屋根板)

C 2009/11/14 10:20
モノトーンの世界へ
(屋根板)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 今期の取材活動は10月で終了しましたが、今回は現地入りしましたので、速報のみお伝えいたします。ノリクラ雪渓カレンダーはお休みです。
今日は生憎の天候に見舞われてしまいましたが、この時期としては、気温が高く、季節は秋に逆戻りしたような気候・天候の一日となりました。
昨日18時ごろから降り始めた雨は、夜半ごろには一旦止むものの、夜明け前の5時ごろから土砂降りが始まって夜明けを迎えます。朝7時の気温は8℃。相変わらずひどい雨の降り方が続き、全く寒さを感じない気候。激しい雨に屋根板方面は小さな滝がいたるところでうねっている様子が確認できます。
激しく降る雨も8時ごろからは霙交じりの状態となり、先ほどまでほとんど無風だった状態から、西からの横殴りの霙に、ウェアはべっとりと貼りつく霙に閉口します。路面も1時間程度であっという間に真っ白に変化をはじめ、9時の気温は2℃まで低下します。
10時ごろになると、霙は一旦止んで、白く雪化粧した屋根板や魔利支天岳・富士見岳がはっきりと確認できるまで視界が回復するものの、再び霙が降り始めます。
相変わらない天候が午前中は続き、お昼近くになると、霙から雨に変化します。白く雪化粧された路面も再びアスファルトの黒がよみがえり、正午の気温は5℃に上昇します。
午後はうっすらと青空がのぞき始め、雨も小雨となり、天候が回復の傾向を見せます。
この時期なら、雪が降り始めると一気に積もるものの、昨日と同様、気温の高い状態から、一ヶ月ほど前に戻ったような気候・天候の一日となりました。
11月の速報は不定期でお届けいたします。秋から冬への移り変わりを感じられる様子をお伝えできればと考えています。(2009/11/14 15:00更新)
※県道乗鞍岳線は11月1日から冬季閉鎖となっています。シャトルバス・タクシーの運行は終了し、一般の車両は乗り入れができません。位ヶ原・大雪渓へのアクセスは、徒歩のみとなります。

【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2009ノリクラ雪渓カレンダー正式版 の連載は、2009年10月29日掲載の Vol.24<最終版> をもって 今シーズンの連載を終了させていただきます。連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

<速報>
2009年11月はお休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
2009年12月から2010年3月までのウインターシーズンについては、週末に速報をお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載を実施しない週もあります。
2010年4月以降の春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。

<ノリクラ雪渓カレンダー>
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2010年3月下旬頃から再開を予定し、ノリクラ雪渓カレンダー正式版は2010年5月中旬頃を予定しております。

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■2009年11月13日(金)■     

 


@ 2009/11/13 07:40
曇 − 雲が低く垂れ込める
(観光センター前)
A 2009/11/13 10:55
霧に煙ってやさしい雰囲気
(鳥居尾根)

B 2009/11/13 13:30
ゴゼンタチバナの赤い実 − 秋が残っています
(冷泉〜白骨登山道)

C 2009/11/13 14:10
初冬とは思えない柔らかな一日でした
(冷泉〜見晴峠登山道)

画像・記事の転載・引用・リンクについて

▼ 今期の取材活動は10月で終了しましたが、今回は現地入りしましたので、速報のみお伝えいたします。ノリクラ雪渓カレンダーはお休みです。
日付が今日に変わる頃の乗鞍高原の気温は5℃。楢の木坂を登ったあたりから周辺は霧に覆われるようになってきます。全ての物がぼんやりとした情景の中に浮かび、霧の粒がやさしく顔を出てゆくやさしい夜が続きます。
そして、一夜明けた7時の乗鞍高原の気温は4℃。周囲はどんよりとした雲に覆われ、山頂付近はもとより、鳥居尾根すら確認できないほど。完全に落葉した周囲の光景も相まって、殺風景な雰囲気が漂うものの、低く垂れ込めた雲が布団の役目を果たして、全く寒さを感じない朝を迎えています。
県道乗鞍岳線は、休暇村ゲートから先は11月10日(火)から冬季閉鎖となり、今回は鈴蘭橋駐車場(乗鞍高原温泉スキー場第3駐車場)から、鳥居尾根ダウンヒルコースを登り、鳥居尾根を経由して上部エリアに向かいます。8時の鳥居尾根ダウンヒルコース付近の気温は4℃。早朝と全く変わらない気温で、ゲレンデ全体は視界が100メートルほどの濃霧に覆われています。
鳥居尾根ダウンヒルコースの中腹から鳥居尾根登山道が始まりますが、今回はゲレンデトップから続く鳥居尾根を登り摩利支天を目指します。冬場はスキーでも問題なく滑り降りてこられる鳥居尾根も、この時期は人の背丈ほどのクマザサに全面覆われ、冬の通路を熟知していないと、ルートを見失ってしまうほどの状態で、一般的には前述の鳥居尾根ダウンヒルコース中腹から始まる登山道をお勧めします。
クマザサは冬場に雪で押し倒されることから、枝は上から下に流れていて、それを逆らうように登ってゆくのは至難の業。濃霧でしっとりとしたクマザサの中を泳ぐように登って行くと、全身びしょ濡れとなり、さらに引っかき傷に閉口させられる状態が続きます。
正午の摩利支天の気温は6℃。摩利支天付近では山麓の雲が抜けて、所々に青空がのぞく状況。時折差す薄日で影ができるほどの穏やかな状況です。上空の雲はゆっくりと北へ流れ、摩利支天から先の登山道や県道乗鞍岳線には全く積雪はなく、初冬の厳しさは全く感じさせません。
午後になって、雲間に見え隠れする太陽はなくなるものの、山麓には雲海が綺麗に広がり、寒さなど全くなく、とても11月中旬とは思えない穏やかな一日が終日に渡って続きました。
11月の速報は不定期でお届けいたします。秋から冬への移り変わりを感じられる様子をお伝えできればと考えています。(2009/11/13 17:30更新)

【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2009ノリクラ雪渓カレンダー正式版 の連載は、2009年10月29日掲載の Vol.24<最終版> をもって 今シーズンの連載を終了させていただきます。連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

<速報>
2009年11月はお休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
2009年12月から2010年3月までのウインターシーズンについては、週末に速報をお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載を実施しない週もあります。
2010年4月以降の春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。

<ノリクラ雪渓カレンダー>
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2010年3月下旬頃から再開を予定し、ノリクラ雪渓カレンダー正式版は2010年5月中旬頃を予定しております。

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