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過去の乗鞍ヒルクライム(マウンテンサイクリング)の特集目次(→こちら)
B 2023/08/27 09:15
▼
前回8月25日(金)の速報でもお伝えしたように、本日8月27日(日)の乗鞍ヒルクライム2023の取材は実施しておりませんが、関係者・読者の方々より頂いた画像・動画をもとに掲載いたします。なお、内容が断片的になっておりますので、公式サイトなどで状況確認をお願いいたします。
昨晩は激しい雨に見舞われましたが、今朝までには収まりました。早朝6時の乗鞍高原の天候は雲が多い青空で気温は16℃、風もほとんどなく、穏やかな朝を迎えました。そして、ゴールがある県境に隣接する畳平の5時30分の天候は、晴・気温9℃・風速4メートル・視界良好となっていて、同じく5時30分頃には、大会事務局より正式に本日の開催が発表されました。
6時25分にチャンピオンクラスからスタートがはじまり、三本滝付近までは数十人の先頭集団を形成した状態で、レースに展開が見られるようになったのは森林限界を超えた位ヶ原に入ってから。加藤
大貴選手と田中
裕士選手が集団から抜け出して一騎打ちの戦いへ。しかし、大雪渓を過ぎたあたりで、田中
裕士選手が大幅に失速し、加藤
大貴選手の初優勝となりました(タイム:55分16秒)。
大雪渓付近での加藤
大貴選手・田中
裕士選手の二人と後続の選手とのタイム差は20秒程度でしたが、ゴールタイムは40秒近いものがあり、ゴール直前でさらにスパートをかけたものと見られます。トップを抜け出す選手に田中選手が反応して一騎打ちとなる形は昨年と同じような展開だった模様です。
それに対して優勝した加藤
大貴選手はご自身のツイッターで、「田中さんと一緒のレース走ったの何年ぶりだろっていうくらい久々。残り4km地点で一緒に抜け出してバチバチやり合えて最高に楽しかった」と、おっしゃっています。
なお、女子優勝は昨年に引き続き
佐野
歩選手で、こちらも独走体制で優勝。タイムは1時間5分35秒で大会コースレコードを更新されました。
▼
今年のエントリー数は3676名で、昨年とほぼ同水準の人数でしたが、「今年はコロナの影響が少なくなり出場者が戻ってきましたが、コロナ前の8割程度の人数にとどまっている。コロナ渦で失ったものが本当に戻ってくるのかは来年以降の課題でもある」と、大会事務局では見ているようです。
今日は3188名の選手が出走し、一部で転倒者が発生したものの、大きな事故などなく、無事に大会を終えることができた模様です。
【謝意】
8月27日(日)速報
− 動画 ・ツイッター(クリックで拡大)】
■2023年8月25日(金)
B 2023/08/25 10:40
▼ 今日は一時的に雲が沸き上がるときがあったものの、にわか雨などなく、良い天気の一日でした
▼
早朝6時の乗鞍高原は、雲一つない快晴の朝を迎えます。気温は17℃、ひんやりとした感覚の空気が流れます。今日は平日ですが、比較的に人出が多く、シャトルバス始発便は3台も運行されました。
観光センター前駐車場は、明日・明後日に開催される乗鞍ヒルクライムの準備が始まっています。観光センターを含めた周辺駐車場は、今日の夕方から大会当日の17時まで閉鎖となり、すずらん橋駐車場・三本滝駐車場も明後日の大会当日には閉鎖となります。 <大会前日、明日8月26日(土)> 10時ごろになると雲が沸き上がるタイミングがありますが、それ以上の天候の変化はありません。日差しは強いものの、ひんやりとした空気感があり、沿道の木々は少しずつ色合いに変化が始まり、秋の気配が感じられるようになってきました。
▼積雪が残っているのは、雪渓上部左側の左端部分だけで、上級者限定のバーンです。
【雪渓下部・雪渓中段】 【雪渓上部左側】
本日は乗鞍ヒルクライム開催2023が開催
@ 2023/08/27 06:23
チャンピオンクラススタート
(観光センター前)
A 2023/08/27 07:16
チャンピオンクラス優勝は加藤
大貴選手
(田中裕士選手との好勝負だった)
(大雪渓付近)
3188名の選手が駆け抜ける
(ゴール付近)
C 2023/08/27 08:50
ほど良いコンディションで無事終了
(ゴール地点待機場所)
→その他の画像が本文末尾にあります。
今回は現地取材は行えませんでしたが、各関係者・選手の方々より、情報をお寄せ頂き、心より御礼申し上げます。
チャンピオンクラス
トップ
(大雪渓)女子トップ
(大雪渓)チャンピオンクラス
スタート
(観光センター付近)ツイッター画面
(チャンピンクラス優勝速報)
8月27日(日)速報
− そのほかの画像
(クリックで拡大)】
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→ @norikura_org
※
8月26日(土)・27日(日)の大会取材・速報はありません
厚い雲が立ち込めたり不安定な天候でしたが、夕方までは何とか持ちこたえた一日
@ 2023/08/25 09:45
日差しは強いが、空気感は秋
(県道乗鞍岳線 −
大雪渓上)
A 2023/08/25 10:56
ゴールシーンを脳裏に焼き付けて
(県道乗鞍岳線 − 県境)
ゴールを終えると安堵の笑顔
(県道乗鞍岳線 − 県境)
C 2023/08/25 14:00
今日は終日良い天気でした
(畳平)
→その他の画像が本文末尾にあります。
●観光センター周辺駐車場閉鎖(25日(金)16時〜27日(日)17時)
→ すずらん橋・三本滝の駐車場をご利用ください
●シャトルバスの観光センター発着は、路上にある路線バス用のバス停にて実施
<大会当日、明後日8月27日(日)>
●駐車場は全面閉鎖
●観光センター 〜 県境通行止(6時〜12時30分)
●シャトルバス運休(始発便〜12時便)
●畳平バスターミナル(売店・食堂など)休止(〜午前中)
3週間前、積雪がなくなりました。昨年よりも3週間早く、2016年に次いで早い記録。
【雪渓上部右側】
先週は完全に消滅しました。昨年より3週間早く、最も雪解けの早かった2016年よりも2週間遅い状況です。
唯一積雪が残っているバーンで、幅20メートル×長さ30メートルで、昨年より4〜5週間程度早い雪解けで、2016年に次いで短い状況となっています。先週滑走していたモーグルコース2レーンはほとんど消滅。先週
ポールがセットされていた場所にコブらしきラインが5コブほどあります。
▼ 今年は平日でも比較的人出が多い様子が見られ、今日も午後のシャトルバス下山便はそこそこの列ができる状態で、14時便は3台も運行されました。畳平の14時の気温は16℃、この気温が本日の最高気温となりました。
畳平お花畑は、終盤となり、トウヤクリンドウが先週から咲きはじめ、今週に入って、クロユリの実ができ始めました。このほか咲いている花は、コウメバチソウ、イワギキョウ、ミヤマアキノキリンソウなどに限られ、数少ない開花した花に虫たちが集まっている様子が見られました。
なお、先ほど申し上げたように、大会当日の8月27日(日)の畳平バスターミナル食堂・売店は、午前中は営業休止となりますのでご注意ください。
<シャトルバス・自転車台数>
本日シャトルバスはAダイヤで、始発7時便は3台で、8時便は3台、9時便も3台で、午後の下り便は2〜3台の運行でした。自転車は午前66台、午後18台で、合計84台はでした。クマの目撃は位ヶ原付近で1件ありました。
今回は乗鞍ヒルクライムの大会取材は行いません。次回速報は9月2日(土)の予定です。(2023/08/25
21:50更新)
※
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午後から一時雨 |
@ 2023/08/20 11:55 晴から曇、そして、午後には一時雷雨 (位ヶ原山荘前) |
▼ 本日は取材日ではありませんが、頂いた情報をもとにお伝えいたします。昨日同様、本日もよい天気の一日でした。
<観光センター周辺状況とシャトルバス>
山麓の乗鞍高原の朝6時の天候は、快晴・気温20℃、畳平は晴・気温9℃・風速1m・視界良好で、山頂まで良い天候でした。観光センター前駐車場の混雑状況は早朝は昨日よりも少ない状況でしたが、昨日よりもやや早く8時ごろには満車となりました。
シャトルバスの始発6時10分便は昨日より1台少ない3台で、大きな混雑はありませんでした。
早朝の天候が良かったこともあって、9時ごろから山頂付近に雲が沸きあがってきました。三本滝の気温は日中でも25℃前後で暑さはありませんでした。
<畳平の状況>
山頂方面は8時過ぎから少しずつ雲が沸きはじめ、畳平では13時ごろから1時間ほど雷雨。時間雨量が5mmに達するほどでした。最高気温は雨が降る前の11時に17℃を観測。その後は16℃前後を推移する状態でした。
山頂方面でも、8時ごろから雲が沸きはじめ、12時45分頃から雷雨。雷鳴はその少し前から聞こえるようになり、急激に天候が悪化した模様。
先日、畳平の魔王岳で落雷がありましたが、頂上小屋の方の話では、今年は雷の強度が強いようで、髪の毛が立つ状態が以前よりも多くなっているとのこと。また、頂上の賽銭箱周辺に落ちている硬貨には、落雷を受けた後が多数見られ、、頂上付近の落雷は決して少なくなく、「雷を甘く見ている登山者が多い。天候が悪化し始めたらすぐに下山するようにしてほしいと」、おっしゃっていました。
また、最近は「富士山の弾丸登山が問題視されているが、乗鞍でも余裕のない登山者が多く、「今年はどんなに悪天候でもわき目もふらずに山頂登山の方が目立つ。登ることを目的とせず、自然の風景などを楽しむなど、心に余裕を持った楽しみ方をしてほしい」と、おっしゃっていました。
<今日のシャトルバスと自転車入山数、熊目撃情報>
今日のシャトルバスは、始発便3台、7時便が4台、8時便が4台、9時便が4台で、昨日よりもやや少ない状況。自転車入山数は、午前236台、午後9台、合計245台で
今日は熊の目撃情報はありませんでした。
次回速報は8月25日(土)の予定です。(2023/08/20 21:00更新)
■2023年8月19日(土)
※
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お盆休みが終わって、乗鞍は少しずつ秋へ | |
@ 2023/08/19 07:56 うろこ雲がきれい (県道乗鞍岳線 − かもしかゲレンデ) |
A 2023/08/19 09:10 今日もトレーニングに邁進中 (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 6号カーブ) |
B 2023/08/19 12:20 |
C 2023/08/19 13:45 乗鞍はもう秋 − この花が咲くと夏は終わり (畳平お花畑 − トウヤクリンドウ) |
→その他の画像が本文末尾にあります。 | |
▼ お盆休みが終わると、乗鞍はそろそろ秋へと季節が一歩近づきます。今日はそんな雰囲気を感じさせた一日でした。
▼
早朝6時の乗鞍高原は、一面にひつじ雲が広がる青空の朝を迎えます。気温は18℃、冷え込みは感じず、空気にやや温度感を感じる状態。観光センター前駐車場はまだ40台前後の空きがあって、先週のような激しい混雑は全くなく、満車になったのは8時30分頃でした。そのため、シャトルバス始発便も4台にとどまり、乗客の列も観光センター建物にようやく到達する状態で落ち着いていました。
今日もヒルクライムにお越しになる自転車の方が多く、大会まであと1週間となり、本気モードでトレーニングに励む方も多く見られました。8時30分頃になると、山頂付近に雲がかかるようになり、次第に天候は曇りへと移り変わって行きます。
乗鞍ではお盆が過ぎると、秋へと一歩ずつ近づく様子が、いたるところで感じられるようになってきます。先週までと異なり、夏場の突き刺すような暑さはなくなって柔らかくなり、周辺の木々も所々で、紅葉に向けた準備が始まり、一部では、色づきが始まっている所すらあります。乗鞍の紅葉は大雪渓・位ヶ原付近で9月下旬前後に始まり、僅か1週間程度しかありませんので、ぜひとも、当WebSiteで紅葉状況をチェックして、時期を逃さずにお越し下さい。
9時を過ぎると、山麓から激しく雲が流れるようになりますが、午前中は天候に大きな崩れはありません。
▼雪渓上部右側は完全に消滅し。滑走できるのは、雪渓上部左側の左端部分だけで、上級者限定のバーンです。
【雪渓下部・雪渓中段】 【雪渓上部左側】
2週間前、積雪がなくなりました。昨年よりも3週間早く、2016年に次いで早い記録。
【雪渓上部右側】
先週は若干残っていましたが、今週は完全に消滅しました。昨年より3週間早く、最も雪解けの早かった2016年よりも2週間遅い状況です。
唯一積雪が残っているバーンで、幅35メートル×長さ35メートルで、昨年より4〜5週間程度早い雪解けで、2016年に次いで短い状況となっています。モーグルコース2レーンとポール1レーンの構成なっています。モーグルレーンは8コブ・28メートルです。
12時の大雪渓の気温は16℃。12時ごろから雷鳴が響き、12時30分頃からと15時45分頃、一時的に雨が降り始めました。
▼ 畳平の気温は12時に観測された16度が最高で、終日15〜16℃を推移していました。こちらもほとんど混雑はなく、畳平の売店の方の軽食コーナーの方の話では、今日より昨日のほうが人出が多かったとのこと。
畳平お花畑は、イワギキョウ、コウメバチソウが立つ存在の中、トウヤクリンドウが群生しています。トウヤクリンドウが咲くと高山植物の季節は終盤を向かせ、秋へと一歩近づいた証拠でもあります。
<シャトルバス・自転車台数>
本日シャトルバスはAダイヤで、始発6時10分便は4台で、7時便は34台、8時便は4台、9時便は4台でした。自転車は午前166台、午後23台で、合計189台でした。クマの目撃は肩の小屋付近で1件、冷泉小屋付近で2件の合計3件でした。
<次回の取材日について(大会取材について)>
8月26日(土)・27日(日)の両日は、自転車ヒルクライムレース「乗鞍ヒルクライム」で、例年、大会取材を実施しておりますが、今年は諸事情により取材を実施致しません。今後の参考のため、大会当日の様子の画像・情報などをお寄せいただけたら幸いです(WebMaster@norikura.org)
次回速報は8月25日(金)の予定です。(2023/08/19 22:10更新)
■2023年8月13日(日)
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連休三日目。今日も良い天気が続き、混雑はなかったものの、まずまずの人出 | |
@ 2023/08/13 05:50 シャトルバス始発便、昨日ほどではないが長い列 (観光センター) |
A 2023/08/13 06:45 橋本 謙司 選手 − スポーツジャーナリスト 兼 チャンピンクラス出場 「今年は女子選手が熱い!」 (観光センター前) |
B 2023/08/13 07:20 |
C 2023/08/13 07:40 自転車入山数、247台 (三本滝ゲート) |
▼ 本日は取材日ではありませんが、頂いた情報をもとにお伝えいたします。昨日同様、本日もよい天気の一日でした。
<観光センター周辺状況とシャトルバス>
山麓の乗鞍高原の朝6時の天候は、晴・気温17℃、畳平は晴・気温9℃・風速1m・視界良好で、やや山頂付近が霞んでいるものの全エリアとも良い天候です。お盆休みのピークは昨日までだった模様で、今日は昨日よりも人出が若干少なめで、観光センター前駐車場は6時30分ごろに満車となりましたが、三本滝駐車場は満車とならなかった模様で、大きな混雑は見られませんでした。
シャトルバスの始発6時10分便は昨日より3台少ない5台で、昨日は観光センターの建物に沿って伸びた乗客の列が外の道路まで到達したものの、今日は観光センターの建物に達した程度で
8月27日(日)に開催される自転車ヒルクライムレース「乗鞍ヒルクライム」が近づくにつれて、有名選手が練習に訪れる様子が見られるようになってきましたが、今日は、スポーツジャーナリストとして大会取材をしながら、自らもチャンピンクラスに出場する、ハシケンこと 橋本 謙司 選手にお会いすることができました。出場選手の状況に精通されていて、「今年は女子選手が熱い」と、おっしゃって下さいました。
<畳平の状況>
山頂方面は7時過ぎから少しずつ雲が沸きはじめますが、畳平の今日の天候はほとんど雲はなく晴れていた模様。気温は14時の18℃が最高気温でやや暑かったようです。
下山のシャトルバスは5台前後の運行にとどまり、乗客の列も畳平バスターミナルと三角屋根の森林パトロールの建物の間あたりまで伸びたものの、昨日・一昨日ほどの状況ではなく、運行の遅れもほとんどありませんでした。
<今日のシャトルバスと自転車入山数、熊目撃情報>
今日のシャトルバスは、始発便
熊の目撃情報は、畳平周辺ではなかったものの、県道乗鞍岳線沿線では、冷泉小屋の下で2件、荒田沢橋付近で1件の合計3件ありました。
次回速報は8月19日(土)の予定です。(2023/08/13 19:30更新)
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多くの人出で賑わい、ヒルクライムの自転車が続々と登ってくる | |
@ 2023/08/12 08:35 朝一番は綺麗な青空 (県道乗鞍岳線 − 摩利支天上 31号カーブ) |
A 2023/08/12 09:55 牧瀬 翼選手 − 優勝目指して! (県道乗鞍岳線 − 大雪渓上) |
B 2023/08/12 11:45 |
C 2023/08/12 12:55 下山のシャトルバス待ち − 今日も長蛇の列ができました (畳平) |
→その他の画像が本文末尾にあります。 | |
▼ お盆休み二日目、昼前から曇り空となりましたが、まずまずの天候で、良い一日を送ることができました。
<乗鞍高原、道路状況、Mt.乗鞍>
早朝6時の乗鞍高原は、雲一つない快晴の朝を迎えます。気温は17℃、ひんやりとした肌寒さが残る朝です。観光センター前駐車場は昨日以上の混雑で、朝5時10分で満車となりました。その後、周辺駐車場への誘導が始まったものの、6時ごろには満車となってしまいました。その後は、2km先のすずらん橋駐車場への誘導となりました。正確な時間は不明ですが、こちらもほぼ満車の状態ととなりました。すずらん橋駐車場が満車となるのは初めてのことです。
駐車場がこのような状況のため、シャトルバスの混雑が見られ、始発の6時10分便の乗車待ちの列は、観光センターの建物沿いに長く伸び、最終的には外の道路まで達するほどでした。また、7時便以降は、すずらん橋や休暇村からなどの乗車が急激に増えた模様です。
朝一番は雲一つない快晴でしたが、8時ごろから夏雲がモクモクと沸きはじめ、9時ごろになる雲の隙間にかろうじて青空がのぞく状態となり、山頂付近も時々雲で見え隠れするようになります。それでも、今日はこれ以上の天候の悪化はなく、晴と曇を繰り返す状況が続きます。朝は日差しがあったため気温がやや高めで、日差しの強かった9時の大雪渓で20℃まで達しますが、その後は日差しがなくなると、ひんやりとした空気が流れ込み、気温は18℃前後を推移します。
<ヒルクライム>
今日は朝から多くの自転車の方が入山し、三本滝ゲート開門から1時間程度で70台もの入山数となり、その後も続々と入山が続きます。先ほど申し上げたように、朝一番は綺麗な青空だったものの、9時ごろから雲が沸き上がるようになり、日差しがなくなって、暑さはさほどなかったものと思われます。
先日に引き続き、今日も8月27日(日)に開催される乗鞍ヒルクライムに出場される選手にお会いすることができました。2019年大会で優勝を果たし、女子の大会レコードを保持する牧瀬 翼 選手。「今年は体調に問題ないので、実力を発揮できるように頑張りたい」とのこと。また、「女子はネットタイムなので、着順だけでは順位がわからない。有力選手同士の駆け引きがロードレースの醍醐味なのにそれが生かせないのは残念。チャンピンクラスのようなマスドスタートが大会を面白くすると思う。」と、おっしゃっていました。
お昼近くには100名もの団体での走行会もあった模様で、今日は終日に渡って、県道乗鞍岳線は賑わっていました。
<畳平>
今日の最高気温は11時に観測された17℃。天候は一時曇があったものの、良い天候が続きました。下山のシャトルバスは今日も混雑し、14時05分の下り便は8台も運行されましたが、各便とも早めの乗車対応が実施され、ほとんど遅れはありませんでした。
<シャトルバス、自転車台数>
本日シャトルバスはAダイヤの休日ダイヤで、始発6時10分は8台、7時便は4台で、8時便5台、9時便は5台で、午後の下山便は14時便の8台が最高で、海の日三連休の中日だった7月16日(日)に次いで、今期2番目の状況となりました。自転車は午前443台・午後48台で、合計491台となり、今期最高となった昨日の407台を上回り、今期最高台数を再更新しました。
次回速報は8月19日(土)の予定です。(2023/08/12 19:45更新)
■2023年8月11日(金)
※
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山の日の今日、澄んだ青空が広がる − 自転車入山数402台、今期最高を更新 | |
@ 2023/08/11 08:30 遠景の山並みが水墨画のように織りなす (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ) |
A 2023/08/11 10:25 中村俊介選手 − 乗鞍で一番早い男が疾走する (県道乗鞍岳線 − 大雪渓下4号カーブ) |
B 2023/08/11 13:20 |
C 2023/08/11 15:00 終日良い天気でした (畳平バスターミナル) |
→その他の画像が本文末尾にあります。 | |
▼ 山の日の今日、澄んだ青空が広がるお盆初日を迎えることができました。
▼
早朝6時の乗鞍高原は、雲一つない快晴の朝を迎えます。気温16℃で、少し肌寒さすら覚える状況です。観光センター前駐車場はいつもの週末なら、6時ごろ満車になりますが、今日はいつも以上の混雑で、5時30分には満車となりました。
今日のシャトルバス始発便は6時10分発で7台運行され、いつもの週末よりもやや多い状態。通常、Aダイヤ(晴ダイヤ)が適用された場合の始発便は、平日:7時発、土日休日:6時 観光センター前駐車場が5時30分に満車になり、その後、観光センター周辺の駐車場も7時ごろには満車となり、その後は、2km先にあるすずらん橋駐車場がメインの駐車場となります。8時以降のシャトルバスは、すずらん橋へ直接空車のバスを配車などの対応を取り、途中のバス停でも、問題なく乗車可能な状況となっています。
ヒルクライムにお越しの方も多く、8月27日に開催される自転車ヒルクライムレース「乗鞍ヒルクライム」に参加する選手の方々が、本気モードで疾走していく様子が多くなってきました。多くの選手が疾走する中、さらに異次元のスピード感が登っていく選手の姿がありました。
ゴール付近でお会いしたのは、2018年・2019年大会で2連覇を果たし、2019年大会でコースレコード(54分41秒)を樹立した中村
俊介選手。大会に向けて、「トレーニングをやりすぎてしまうのが課題。最高のパフォーマンスに持っていくのに、やり過ぎないギリギリの所で調整するのが難しい。」と、おっしゃっていました。
いつもなら、7時以降になると、快晴の青空にモクモクとした夏雲がわき出すのですが、今日は午前中はほぼ快晴が続きます。日差しは強かったものの、空気感はひんやりとした雰囲気があって、午後になっても安定した天候が続きました。
▼この一週間で激しく雪解けが進み、雪渓上部右側は、ほぼなくなってしまいました。滑走できるのは、雪渓上部左側の左端部分だけで、上級者限定のバーンです。 【雪渓上部左側】 過去の長さは、2022年は135メートル、2021年は87メートル、2020年は76メートル、2019年は76メートル、2018年は103メートル、2017年は147メートル。2016年は53メートル、2015年は188メートル。2014年は137メートル。2013年は160メートル、2012年と2011年は147メートル、2010年は125メートル、2009年は125メートル、2008年は151メートル、2007年は150メートルでした。
【雪渓下部・雪渓中段】
先週、積雪がなくなりました。昨年よりも3週間早く、2016年に次いで早い記録。
【雪渓上部右側】
先週の様子から、今週は滑走はできないものの、積雪は残るものと思われました、ほとんど消滅してしまいました。昨年より4週間早い状況です。
唯一積雪が残っているバーンで、幅95メートル×長さ55メートルで、昨年より4週間程度早い雪解けで、2016年に次いで短い状況となっています。滑走できるのはバーン形状・斜度の問題から左寄りのみですが、斜度30度以上あるため、上級者限定バーンです。こちらには、ポールバーン1セット、モーグルコース2レーン(14コブ・48m、17コブ・47m)、フリー1レーンがひしめき合っています。先ほどの雪渓上部右側と同様に、こちらも雪解けが激しい状況となっています。滑走は長くても今月いっぱいと見込まれます。
▼ 14時の畳平の気温は16℃、シャトルバスを待つ列が営林署の三角建物からさらに伸びていて、14時05分の下りシャトルバスは8台運行されました。畳平お花畑は終盤に差し掛かり、現在見られる高山植物は、コウメバチソウとイワギキョウが最盛期を迎えているほかは、ほぼ終わりに近い状況で、ミヤマキンバイは葉が紅葉し始めています。このほか、コバイケイソウなども黄色く変化をはじめ、今後は草紅葉の季節へと移り変わっていくものと思われます。
<シャトルバス・自転車台数>
本日シャトルバスはAダイヤの休日ダイヤで、始発6時10分は7台、7時便は5台で、8時便6台、9時便は4台、12時便1台で、午後の下山便は14時便の8台が最高でした。自転車は午前337台・午後70台で、合計407台となり、今期最高台数を更新しました。
このところ、下山最終便に乗り遅れる人が散見しています。本日は1時間も遅れて畳平に到着した状況であったため、乗り遅れというレベルではなく、行動そのものに問題があります。ご自身の体力などを勘案しながら、計画的な行動をお願いいたします。
本日もクマの目撃がありました。熊鈴携行などの対策を取って行動するようお願いいたします。
次回速報は8月12日(土)の予定です。(2023/08/11 22:00更新)
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雲が多かったものの晴天が続き、今日もクマ情報が多かった一日 | |
@ 2023/08/06 08:50 青空に夏雲が浮かぶ (県道乗鞍岳線 − 観光センター前) |
A 2023/08/06 09:10 自転車入山数246台、昨日より多い (県道乗鞍岳線 − 三本滝ゲート前) |
▼ 本日は取材日ではありませんが、頂いた情報をもとにお伝えいたします。昨日同様、本日もよい天気の一日でした。
<観光センター周辺状況とシャトルバス>
山麓の乗鞍高原の朝6時の天候は、晴・気温19℃で、畳平も晴・気温8℃・風速1m・視界良好で、全エリアとも良い天候です。今日は昨日よりも人出が若干少なめで、観光センター前駐車場は7時30分ごろに満車となりましたが、周辺駐車場には余裕が見られた模様で、大きな混雑はなかったようです。
シャトルバスは、始発6時10分便は昨日より1台少ない5台で、いつもなら、公衆トイレ付近まで到達する乗客の列は、観光センターの建物に達した程度で
<畳平と山頂の状況>
畳平の今日の天候は、明るい曇り空が続き、正午の気温は13℃とやや低め。最高気温は9時と14時に観測された15℃でした。そのため、山頂方面ではやや肌寒さを感じる状況でした。山頂付近の天候は霧がわきがあるタイミングがあったものの、ほぼ晴天で、天候の悪化はありませんでした。
なお、シャトルバス下山便や山頂登山道の混雑はなかった模様です。
<今日のシャトルバスと自転車入山数、熊目撃情報>
今日のシャトルバスは、始発便
熊の目撃情報は、畳平周辺では、朝6時30分に桔梗ヶ原で1件のみでしたが、県道乗鞍岳線では、冷泉小屋付近の道路で同一個体と思われる複数件の目撃情報があり、14時ごろにはシャトルバスが接近しても当該個体は退避せず、シャトルバスや自転車が一時通行できない状況が見られました。
山麓の乗鞍高原では、食べ物を狙って人家への侵入などの事案が過去にはあり、観光で訪れた方々も、クマを含めたカラスやサルなどの野生生物を誘引しないために、車両の下などに食べ物・ゴミを置くようなことは絶対にしないようお願いいたします。
次回速報は8月11日(金)の予定です。(2023/08/06 20:30更新)
■2023年8月5日(土)
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乗鞍スカイライン・県道乗鞍岳線の最新情報はツイッターにて随時発信しております
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連日晴天が続く − 畳平では気温19℃を観測、今年の最高気温を更新 | |
@ 2023/08/05 07:15 今年もこの人の夏が来た! (筧 五郎選手 − 三本滝ゲート) |
A 2023/08/05 08:40 雲一つない快晴 (県道乗鞍岳線 − 位ヶ原 11号カーブ) |
B 2023/08/05 11:45 |
C 2023/08/05 14:15 工事用のモノレールに興味津々 (畳平お花畑、遊歩道工事) |
→その他の画像が本文末尾にあります。 | |
▼ 8月最初の速報をお届けします。今年は連日晴天に恵まれ、今日も多くの方が訪れました。
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早朝6時の乗鞍高原は、雲一つない快晴の朝を迎えます。気温は17℃で、明け方は肌寒さを感じる状況でした。観光センター前駐車場は6時には満車となりました。今年は週末ごとにこのような状況が続いていて、感覚的には、お盆並みの混雑状況が毎週繰り広げられている感じです。シャトルバス始発便は6台で、こちらも先週とほぼ同じ状況です。
乗鞍では、8月最終日曜日(今年は8月27日)に、国内有数の自転車ヒルクライムレース「乗鞍ヒルクライム」が開催されます。多くの選手がこの大会を目標に日々の練習に取り組み、8月に入ると、有力選手が練習に訪れる様子が見られます。
今日は2005年にチャンピンクラス優勝され、本大会ではレジェンドと称され活躍を続ける、筧
五郎選手にお会いすることができました。 この後、いつもなら、モクモクとした雲が沸き上がりますが、今日は雲は沸き上がるものの、それも一時的で、夏らしい入道雲が見られるのはお昼近くになってからでした。また、朝一番は比較的まとまった入山数が見られたものの、その後は若干少なめでしたが、今日は明らかに大会に向けてトレーニングにお越しになっている方が多く見られました。また、ツーリング中と思われる、大きな荷物を満載した若い方々の姿も多く、今年は岐阜側に通り抜けできなくても、自転車で行ける国内最高標高地点(※)は大きな魅力の一つなんだと思います。(※
自動車道国内最高標高地点は、「標高2716m」というバス停がある県道乗鞍岳線の県境付近です)
▼10時の大雪渓の気温は18℃、日差しは強いものの、そよ風が心地よい晴天が続きます。お昼前に綿菓子のような立派な入道雲が沸き上がります。今年の大雪渓はもともとの積雪量が少ない状態でシーズンを迎え、雪解けどんどん進んで、今週は雪渓下部と雪渓中段の積雪が完全になくなり、メインのバーンは雪渓上部右側となっていますが、こちらもあと1週間程度の寿命と思われます(それ以降は上級者限定の雪渓上部左側のみとなります)。
【雪渓下部】 【雪渓中段】 【雪渓上部右側】 【雪渓上部左側】
「毎年、この時期が来ると苦しいです。ほんとに緊張します。優勝から月日が経ちますが、いまだに多くの方から声をかけて頂いていて、乗鞍は自分にとって特別な存在です。これからも、ヒルクライムをやり続けている姿
・ 努力を続けている姿を、お見せできたらと思います。」
積雪がなくなりました。昨年よりも3週間早く、2016年に次いで早い記録。
雪渓下部の積雪が完全に消滅したのは、2022年は8月第4週、2021年は8月第4週、2020年は8月第1週、2019年は8月第3週、2018年と2017年は9月第1週、2016年は7月第4週、2015年は9月第3週、2014年は9月第2週、2013年10月第1週、2012年・2011年・2010年は9月第2週、2009年は9月第1週でした。
積雪がなくなりました。昨年よりも3週間早く、2016年に次いで早い記録。
雪渓中段の積雪が消滅したのは、2022年は8月第4週、2021年は8月第4週、2020年は8月第1週、2019年は8月第3週、2018年は9月第1週、2017年は9月第2週、2016年は7月第4週、2015年は9月第2週、2014年8月第4週、2013年は9月第2週、2012年は9月第2週でした。
幅40メートル×長さ92メートルで、昨年より2〜3週間早い雪解け状況。こちらには1本のモーグルコースの他、ショートポール・ロングポールのセットがそれぞれ1セットありました。モーグルコースは16コブ・62メートルですが、コブの底が黒っぽくなりかけていて、積雪がかなり薄いことがわかり、滑走中も岩の頭が出始めたところへスコップで雪入れする様子が見られました。面積的には次週末も1レーン程度取れると思いますが、今後雪解けが進むと、岩の頭が無数に出てくるエリアのため、次週末は滑走が難しい状況かもしれません。
・長さは先週の85メートルから大幅に短くなって57メートルで、昨年より4週間も早い雪解けです。右寄りの部分は岩の頭が無数に出てきて滑走不可。今後は一番左側での滑走となりますが、こちらもエリアが狭くなりつつあります。
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▼ 13時の畳平の気温は15℃で、ちょうど、この頃、弱い雨が降り始めました。ただ、雷鳴や雷光はなく、30分ほどで収まりました。今日の最高気温は11時に観測された19℃。7月17日に観測された18℃を上回り、今年最高気温が更新されました。
畳平お花畑は、夏本番の時期に見られる高山植物が増えモミジカラマツ、ヨツバシオガマ、ウサギギク、ミヤマアキノキリンソウなど、夏が最盛期を迎えた時期に咲く高山植物が増えてきました。
、熊出没情報>連日、熊の目撃・出没が続いていますが、魔王岳頂上北東150m、お花畑本道より不動側10m、不消道上部不動側20mの3件の他、今朝、大雪渓でも熊の目撃情報がスキーヤーより寄せられています。熊に遭遇した場合は、熊が退避するまで熊を刺激せず、ゆっくりとその場から退散することをお勧めします。
次回速報は8月11日(金)の予定です。(2023/08/05 22:20更新)
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