ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.8(2004/07/03) D

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(Update:2004/07/08)

 

【高山植物】

コバイケイソウ(葉)

このところの暑さと雪融けの速さから、昨年などは順番に咲いていた高山植物も一気に花をつけ、撮影するのも大変なほどです。まずは花をつけていない高山植物から紹介します。

こちらはコバイケイソウ。昨年も説明したかも知れませんが、毎年花をつけない高山植物として有名です。昨年は花をつけたコバイケイソウはほとんどありませんでしたので今年は期待できそうです。栂池自然園では今年は当たり年と予測しているようですがノリクラではどうでしょうか?

ベニバナイチゴ(花)

続いて花が見にくい高山植物です。Vol.5(2004/06/13)で紹介したときはこれほど密に葉は出ていませんでしたが、ご覧のようにみっちり生い茂っています。そしてその葉に隠れるように真紅の花が恥ずかしげに下向きに咲いています。葉を少し掻き分けるとたくさん咲いているのがわかります。

ミヤマハタザオ

高山植物の中には1週間程度しか花が持たないものや、比較的長期にわたって楽しませてくれるものなどさまざまですが、こちらのミヤマハタザオは比較的息の長い高山植物です。本来なら3週間程度早く紹介してもよいくらいなのです。ご覧のように県道沿いにヒョロヒョロっとして茎に小さな白い花をつけています。

イワウメ

葉は花のすぐ下にある直径5ミリ〜1センチ程度の小さなものです。この小さな葉からニョキニョキっと5センチ程度の茎を伸ばし、さらに葉の大きさとは不釣合いなほど大きな花をつけています。同じような形の葉にコケモモがありますが、花も葉より一回り大きい程度で、1センチほどの小さなものです。そして茎はニョキニョキと飛び出すほどのおてんばではないようです。

 

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