ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.9(2005/07/10) C

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(Update:2005/07/14)

 

【雪渓下部 U】

石碑の岩

雪渓中段

石碑の岩は先週と比べ、高さにして1〜1.5メートルほど雪解けが進んでいます。2003年とほぼ同じくらいの積雪量です。右の雪渓中段の画像は石碑の岩寄り右上方面を見たところです。先週、画像中央に見える岩が頭を出し始めた所ですが、今週は高さで2メートル近くにまでなっています。

 

雪渓中段

雪渓中段はだいぶ岩の頭が見え始めていますが、滑走にはそれほど大きな影響はありません。ただ、上部へ続く付近では、右の画像のように土砂を含んだ鉄砲水が噴出した箇所があります。雨によって雪渓下を流れる水量が増え、流れ切れなくなって表面に噴出した跡です。梅雨の時期はよく見られるものですが、今年はこれまでの間、それほど多くは見かけていませんので、まとまった雨量はあまりなかったのかもしれません。

 

スプーンカット

雪渓中段だけが特別ひどいというわけではありませんが、今週に入り、さらにスプーンカットがひどくなってきました。画像のスプーンカットは典型的なもので、アイスクリームの表面をスプーンですくい取ったような跡がいくつもできています。

この程度ならまだよいのですが、さらにひどくなるとスプーンカットの角が立ってきて、工事現場で使うパイロンのように三角錐になってきます。この状態になるとかなりすべりくく、整地トレーニングを行おうとする場合はデラがけして、バーン状態を整える必要があるでしょう。

 

こちらは先ほどの石碑の岩の下部です。だいぶ岩の面積が増えてきました。それでも2003年とほぼ同じくらいです。この画像の右手前は雪渓上部から滑り降りてくるエリアになっています。

 

こちらが雪渓上部から滑り降りてくるエリアです。だいぶ狭くなってきています。詳細については雪渓上部のコーナーでお伝えします。

 

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