ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.10(2005/07/18) D
【雪渓中段】
左の画像の中央に見える岩場がだいぶ大きくなってきましたが、全体的には滑走に大きな影響はありません。2003年とほぼ同じくらいの雪解けの状態です。
肩の小屋方面からこの雪渓中段を通過して下部へと滑り降りますが、今のところまだまだ問題はありません。
【雪渓上部】
先週は雪渓上部の画面中央付近から石碑の岩方面に右下に向かうコースで滑り降りることができましたが、ご覧のとおり、まったく雪がなくなっています。先週は2003年とほぼ同じ程度でしたが、今週は2003年よりも若干少ない状態になっています。
雪渓上部から石碑の岩へは滑走できません。 | 雪渓上部から左下への滑走部分は幅10メートルほど |
左の画像は雪渓上部から右下の石碑の岩方面への滑走部分ですが、滑走できない状態になっています。左下へ滑走する部分は右の画像のように幅10メートルほどです。
雪渓上部右側 |
雪渓上部はまだ雪渓下部が滑走できることもあって、訪れる人はあまりいませんが、ご覧のとおり、まだまだ十分な雪の量です。
リフト土台 |
こちらは雪渓上部右側の右方面にあるリフト土台。先週は確認できなかったはずですから、この1週間に高さで1.5〜2メートル近く 雪解けしたことになります。2003年とほぼ同じくらいの雪解けです。
ランチタイム |
リフト台座は大雪渓の中でも格好の休憩場所。今日のようなよい天気の日はビールでも飲みながらゆっくりとランチタイムを過ごすのもよいですね。
雪渓上部右側 上端 |
左の画像に雪渓上部を左右に分ける尾根が画像の右側から3分の2ほどのところまで続いていますが、よく見るとわかりますが、さらに下のほうまで伸びており、少なくとも50メートルくらいの長さになっています。そして、右の画像でお分かりのように周囲の岩場は少なくとも3メートル以上の高さになっています。
雪渓上端から |
これまで2003年よりも遅いか同等くらいの雪解け具合でしたが、今回、雪渓上端から見たところでは、若干ではありますが、2003年よりも少し雪解けが進みつつあるようです。
落石−今後滑落の恐れあり |
雪渓上端から斜め下左方向に30メートルくらい下りたところに横幅1メートル近い岩が雪渓の上に乗っています。昨年の画像にはこの岩は写っていませんでしたので、おそらく2004年の冬から2005年の春の間の降雪期に落石したものだと思います。雪の上にそのまま載っているだけですので、2004年のノリクラ雪渓カレンダーVol.18(2004/09/11)のように突然滑り出して落石するかもしれませんので要注意です。
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