ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.10(2005/07/18) E
【肩の小屋周辺】
2003年とほぼ同じくらいの雪解けですが、雪渓上端は肩の小屋からだいぶ離れ、滑走できる箇所までは100メートル近く離れていると思います。先ほどの雪渓上部と同様にこの付近はスプーンカットがひどく、そのままの状態では滑走そのものが難しい状態です。また、来週あたりは滑走できるかどうか微妙なところです。
今回は三連休最終日に梅雨明けし、まずまずの天候を楽しむことができました。ただ、5〜6月にかけて多かった積雪も7月に入ってから雪解けが急速に進み、場所によっては2003年よりも少ないところも出始めました。したがって、最終的にはそれほど多いとはいえない年になってしまうかもしれません。それでも、この調子なら、お盆までは安全に滑走できる雪渓上部右側でスキー・ボードができると思います。
これから夏本番、今回のような晴天のもと、スキー・ボード、登山や自転車のヒルクライムに加え、高山植物の観察やご来光など、ノリクラはいろいろな楽しみ方ができる季節へ突入します。
【昨年の今ごろは?】
先週までは積雪量に昨年と1ヶ月近い開きがあると申し上げましたが、今回は2〜3週間程度の開きに縮まっています。
今回も最後に畳平周辺の様子をお伝えします。続きはこちらから。
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