ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.20(2017/09/23) D

 

 

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(Update:2017/09/28)

 

【紅葉情報−位ヶ原山荘付近(標高2350m付近)】
★色づきが始まる(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

2015年の位ヶ原山荘付近
2015ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.21(2015/09/26〜27) F
2016年の位ヶ原山荘付近
2016ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.20(2016/09/24〜25) E
今回の位ヶ原山荘付近
例年より1週間ほど遅い

標高2350メートルの位ヶ原山荘付近は、ダケカンバとウラジロナナカマドの二種類の構成となりますが、ダケカンバの比率の方が多くなり、黄色から褐色の屏風にウラジロナナカマドの赤が点在する構成となります。

こちらも例年と比べると1週間ほど遅く、ようやく色づき始めたところです。

 

【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】

★見頃になりました(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

2014年の冷泉
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.21(2014/09/27〜28) F
2015年の冷泉
2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.21(2015/09/26〜27) F
2016年の冷泉
2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.20(2016/09/24〜25) E
今週の冷泉
例年よりやや遅い

こちらは標高2230メートルの冷泉。過去3年間と比べて、今年はやや遅い状態です。

 

冷泉小屋付近

昨年と比較した場合はほぼ同じで、例年よりやや遅い状態です。

 

冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)

冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり、荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。かなり色づきがはっきりしてきました。

 

昨年の冷泉小屋〜魔利支天中間地点(28号カーブ)
2016ノリクラ 雪渓カレンダーVol.20(2016/09/24〜25) E

こちらは昨年の様子。先週までは1週間程度遅い状態でしたが、今週は昨年とほぼ同じレベルまで色づきが進んだことがわかります。例年ならこれよりもう一段色濃くなりますから、ピークまであと数日といった状態と思われ、昨年は翌週末には枯れ始めてしまいました。従って、したがって、今年の場合も、次の週末まで持つかどうか微妙な状況といえます。

 

紅葉の回廊はここから始まる
=29号カーブ先の直線区間が終わったあたり=
紅葉の回廊は28号カーブの先の荒田沢橋まで続く

この辺りはバス停がありませんので、正確に場所を説明することが難しいところですが、後述する29号カーブ先直線を抜けて左にカーブした右の画像から紅葉の回廊が始まり、荒田沢橋までの区間です。

大雪渓・位ヶ原エリアは年によって紅葉のデキにブレがありますが、この区間だけは間違いなく毎年キレイです。大雪渓・位ヶ原の紅葉で満腹にならなかった場合は、冷泉小屋でシャトルバスを降りて、この区間を歩いて下山し、摩利支天のバス停から再び乗車することをオススメします。

 

29号カーブ先の直線区間 − 紅葉はまだ... 摩利支天付近 − 少しずつ進みつつある

左の画像は29号カーブ先の直線区間。ほとんど先週と変わらず、紅葉は進んでいません。したがって、今週の紅葉前線はこの辺りでストップということになります。おそらく次週末にはきれいに色づいていることと思います。また、その先の摩利支天や三本滝付近も色づき・色合いの変化がはっきりと感じられるようになってきましたので、見頃の時期もかなり近いと考えられます。

 

<編集後記>

「当Websiteは冬も営業しております!」

今シーズンも残りが1ヶ月足らずになってきました。
グリーンシーズンが10月末に終わると、11月だけはお休みをいただき、ウインターシーズンのWebSite更新を12月より再開いたします。おそらく、現時点でご覧になっている方はヒルクライマー、夏山登山、紅葉散策・撮影の方々が大半かと思いますので、グリーンシーズンが終了すると、当WeibSiteにお越しにならなくようで、ウインターシーズンも営業していることをご存じない方も多いようです。

ウインターシーズンはバックカントリースキー・ボードを中心とした内容となり、一般向けの情報ではないものの、厳冬期の厳しさと白銀の美しさが実感できる内容をお届けしております。

12月から始まるウインターシーズンの乗鞍大雪渓Websiteも、ぜひとも、ご覧下さいますようお願いいたします。


 


 

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