ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.17(2019/08/31) @

 

 

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(Update:2019/09/05)

 

 

8月は今日で終わり、明日から9月が始まります。夏休みが終わってこれからは秋の雰囲気が日に日に色濃くなってきます。ノリクラのグリーンシーズンは残すところあと2ヵ月ですが、この2ヵ月は非常に変化に富んでいて、紅葉・初氷・初雪など様々な現象を矢継ぎ早に訪れ、まごまごしているとあっという間にシーズンオフをむかえてしまいます。

今回(Vol.17)はまだ8月ですが、例年ですと9月最初の週末に当たるため、今回より紅葉情報を掲載いたします。とは言ってもまだ紅葉が始まったわけではありませんのでご安心下さい。紅葉が始まりだしたと感じられるのは例年9月中ごろで、その変化がわかるよう、紅葉前から情報提供を始める意図で開始しております。


◎ 今回の目次

Page-1 : 【8月31日(土)、観光センター前駐車場、シャトルバスは運休】         【大雪渓までの沿道の風景 T】
Page-2 : 【大雪渓までの沿道の風景 U】         【雪渓下部】
Page-3 : 【雪渓上部 T(右側)】         【雪渓上部 U(左側)】
Page-4 : 【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】         【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近(標高2500m付近)】          【紅葉情報−冷泉小屋〜摩利支天付近(標高2220〜2000m付近)】         <編集後記>「秋もまだまだヒルクライムシーズンが続きます。紅葉撮影ポイントはノリクラガイドマップで!」

●参考資料●
(紅葉情報) − 紅葉総合INDEX
(周辺地図) − ノリクラガイドマップ(紅葉上部エリア版)ノリクラガイドマップ(紅葉下部エリア)  ノリクラガイドマップ (春〜夏スキー大雪渓・山頂版)     ノリクラガイドマップ県道乗鞍岳線版  
(シャトルバス・マイカー規制) − 乗鞍岳マイカー規制・乗り換え駐車場・シャトルバス情報   
 ノリクラガイドマップ(県道乗鞍岳線 シャトルバス乗換駐車場 版)

 

 

 

【8月31日(土)、観光センター前駐車場、シャトルバスは運休】

観光センター前駐車場

早朝7時の観光センター前駐車場。

 

綺麗な青空 シャトルバス乗場には人影がない

昨日はひどく雨が降りましたが、夜半には収まって今朝は綺麗な青空が広がっています。6時の気温は14℃、暑くもなく寒くもないコンディションです。もうこの時間なら、シャトルバス始発便に乗車される方が乗場に集まっているはずですが...

 

乗車券販売所 シャトルバス運休!

乗車券販売所には運休中の表示が...。観光センターを出発するシャトルバスは県道乗鞍岳線を登って行きます。今日の県道乗鞍岳線は問題なく通行できるものの、終点の畳平が岐阜県側の乗鞍スカイライン終点にあるため、畳平に乗り入れすることができないため運休になっています。

 

こんなに天気が良いのに運休とは!

まさか今日のような良い天気に運休になっているとは予想だにしなかった方も多いはず。

 

どうやって行こうかなぁ〜

こちらの登山客の方もこれからどのように山頂方面を目指すか地図で検討を始めます。

 

道路は問題ないのでタクシーで行く 早めに行動したほうが吉

登山の方なら、畳平に入れなくてもその近く(たとえば大雪渓付近)に行くことができれば良いわけで、タクシー乗り場でタクシーを待つことにします。しかし、待っているだけではいつ来るのかわかりませんので、タクシー乗り場に記されている電話番号に配車の依頼をします。

実際にどこから配車されるのか?到着までの所要時間は?などが気になるところですが、上高地を中心に営業しているタクシーがこちらに配車されるケースが多いかと思われ、沢渡(さわんど)に待機している車両があれば概ね20〜30分で観光センターまでやってくると思われます。

今回は午前中のシャトルバス運行開始の可能性がなかったため、多くの方がタクシーを利用された模様です。いつ運行されるかわからない状況から早めに行動を切り替えたほうが吉です。そして、今回のようにバスが利用できない場合の交通手段としてタクシーは必要な存在です。

 

【大雪渓までの沿道の風景 T】

それではここからは大雪渓に向かう沿道の様子をお伝えします。

 

昨年の鈴蘭バス停のカエデ
2018ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.17(2018/09/01) @
今回の鈴蘭バス停のカエデ
今年は色付きが遅い

ノリクラで一番早く紅葉を始めるのは、鈴蘭バス停のカエデ。今年は少し色づきが遅い模様で、まだ、一部しか色づいている箇所が見られません。この先、大雪渓方面に向かって行く途中の沿道にもウラジロナナカマドやダケカンバの部分紅葉が見られますが、本格的な紅葉周期の前に枯れ落ちてしまします。しかし、こちらのカエデは10月中旬あたりの紅葉周期に向かって徐々に色合いを増してゆきます。

 

沿道の木々も全体的に色合いが薄くなってきた

紅葉が始まる前段階として、全体的に葉の色合いが薄くなってくる様子が見られ、部分的な発色も見られるようになってきます。乗鞍高原の紅葉の見頃は10月中旬から下旬で、1ヶ月以上も先のことですので、現段階の葉の状況から紅葉の時期を推測することはできません。

 

今回の鈴蘭橋 紅葉を迎えた鈴蘭橋(10月中旬)
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.24(2014/10/18〜19) D

ノリクラの紅葉エリアは標高2700メートルの大雪渓から標高1500〜1400メートルの乗鞍高原まで広がり、9月中旬の大雪渓から、10月末の乗鞍高原まで、1ヶ月半もの長期間楽しむことができます。しかし、各エリアの紅葉は長くて2週間、本当に良い状態のピーク期間は1週間もない状態。そのため、事前にいつが良いのかどこが良いのか下調べしておく必要があります。

 

今回の休暇村〜三本滝間 紅葉を迎えた休暇村〜三本滝間(カラマツ、10月下旬)
2014ノリクラ雪渓カレンダーVol.25(2014/10/25〜26) D

乗鞍の紅葉情報をまとめた 紅葉情報INDEX から当WebSiteのすべての紅葉情報へアクセスでき、その中に、乗鞍の紅葉を大まかに把握するには、乗鞍紅葉情報 は初めての方にお勧めです。

また、撮影ポイントについては、ノリクラガイドマップ(紅葉上部エリア版)ノリクラガイドマップ(紅葉下部エリア) をご覧ください。県道乗鞍岳線沿線のビュースポットが地図上で把握できるようになっております。また、撮影当時のノリクラ雪渓カレンダーにもリンクされていますので詳細な状況の把握も可能です。紅葉撮影にお越しの際には一度ご確認ください。

 

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