【速報バックナンバー 2017年6月分】

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◎ 6月

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■2017年6月24日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.7
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:12月末〜4月末> )  
 

@ 2017/06/24 10:40
モーグラー大集合 − 大雪渓夏スキー本稼働
(大雪渓下部 − モーグルコース)
A 2017/06/24 12:30
雪上登山におっかなびっくり − アイゼン携行を!
(蚕玉岳〜朝日岳稜線下 − 7月上旬まで積雪あり)

B 2017/06/24 13:20
春山スキーは今日で板納め
(蚕玉岳山頂)

C 2017/06/24 13:45
今年h積雪が多く、稜線からの大滑降はまだ十分可能
(蚕玉岳山頂)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今日は曇〜晴で、強い日差しもなく、過ごしやすい一日でした。そろそろ、春山スキーも終盤を迎え、大雪渓は夏のモーグラーの方々が集まり始め、季節は明らかに夏へとシフトしつつあります。

<乗鞍高原・一の瀬園地つつじ園、観光センター駐車場、乗鞍岳春山バス>
早朝7時の乗鞍高原は、やや霞んだ青空の朝から始まります。気温は15℃、暑くもなく寒くもないほど良い気候。観光センターから望む山頂方面は、先週より雪解けが進んではいるものの、そのスピードは遅く、山頂・稜線方面の積雪面積はそれほど大きく変わっていません。天気予報では明日から連日雨模様と発表されていることもあって、予定を今日に繰り上げてお越しになっている方も多く、今日の春山バス始発便は3台運行され、約100名の方が大雪渓へと向かいます。

6月下旬ともなれば、例年なら、レンゲツツジはすでに終了しているものの、観光センター付近でもまだきれいに咲いていて、一の瀬つつじ園は先週よりも状況が良いものが見られる様子があります。ただ、葉芽が開いてきたため、ボリューム感をアップしている部分もあるかと思いますが、6月下旬まで花をつけていること自体が例年よりもかなり遅れているといえるでしょう。

春山バス沿線をよく見ると、キンポウゲやイワカガミなど夏の高山植物が開花を見せ、そんなところからも季節は確実に夏へと移行しています。それでも、森林限界を超えた位ヶ原山荘以降は雪景色がしっかり残っていて、最も高い4号カーブはまだ5.3メートルの高さを誇っています。

<大雪渓に到着、肩の小屋口登山道、モーグルコースなど>
春山バスが到着した9時過ぎの大雪渓の気温は12℃、朝よりも青空が多くなり、しっかりとした日差しも差し込むようになります。それでも、ひんやりとした空気が流れ、今日は汗しらずの一日となりました。これまで春山バスでお越しの登山客は、装備などを見る限り、ある程度の本格的登山の経験者が多かった雰囲気が見られましたが、夏山シーズン開幕が近づくにつれて、一般観光客の方の登山が増えてきてます。その多くは積雪があることを承知せずにお越しになり、肩の小屋口から登山道は完全に雪に閉ざされている現状を見て驚く方ばかり...もう少し事前に情報収集に努めていただきたいと思います。

大雪渓にはモーグルコースやゲートなどが作られ、完全に夏スキーの雰囲気へとシフトしています。モーグルコースでは今日もコブ管理人が整備を行うものの、滑走する人数んが多く、また、雪がかなり柔らかいため、すぐに深くえぐれてしまう状況でした。定期的なデラ掛けによるコース整備が参加者全員で行いますので、ぜひとも、ご協力お願いいたします。コースは2本あって、112メートル×29コブ(ピッチ3.9メートル)と、108メートル×24コブ(ピッチ4.5メートル)という規格になっています。

<肩の小屋、営業開始に向けた準備、スタッフ募集>
大雪渓北西にある肩の小屋は、7月からの営業開始に向けた準備が始まりました。予定では7月1日より今シーズンの営業開始ですが、現在、スタッフが必要人数確保できず、募集を行っています。肩の小屋での住み込みによるアルバイトで、過去には休み時間に大雪渓で夏スキーを楽しみながらバイト生活を送るスタッフもいました。

詳細については、肩の小屋を管理する乗鞍高原鈴蘭小屋(電話 0263−93−2001)までご連絡お願いいたします。


<大雪渓から山頂方面・稜線方面の積雪状況>

拡大

D 2017/06/24 09:55
山頂方面全景
(赤線は登山道 − 積雪あり)
E 2017/06/24 09:45
山頂登山道には7月上旬まで積雪がありアイゼン携行を
稜線からの滑走は次週末で終了と推測


今年は積雪量が多く、蚕玉岳〜朝日岳稜線、及び、剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線からの滑走が可能です。蚕玉岳〜朝日岳稜線からの滑走コースでは、最も狭小部分は15メートル。剣ヶ峰〜蚕玉岳稜線からの滑走コースの狭小部分は10メートルとなっていますので、各稜線からの滑走は次週末で終了と推測されます。

また、肩の小屋口登山口(大雪渓入口)から肩の小屋への登山道は全面積雪があり、下山時はアイゼンが必要な状況です。その先の、肩の小屋から山頂方面は、途中の朝日岳麓から積雪があり、その先の稜線付近(画像E)は、全面積雪となっています。ただ、稜線まで踏み跡がしっかりついていますので、慣れた方なら問題ありませんが、冷え込んでアイスバーンになることもありますので、アイゼン携行は必須と考えられます。今年は特に積雪が多い状況ですが、乗鞍岳の山頂方面登山道の積雪は、例年7月上旬まで残っています。


なお、今回取材の ノリクラ雪渓カレンダーVol.7 は、次週末掲載予定です。 (2017/06/24 19:00更新)

 

【6月24日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


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■2017年6月18日(日)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  第12回乗鞍天空マラソン特集(7月上旬掲載予定))
 

@ 2017/06/18 07:35
35kmコースのトレイル区間はゲレンデ内を走行
(Mt.乗鞍スノーリゾート内)
A 2017/06/18 09:15
フルマラソン優勝は四辻剛選手 − 2時間42分53秒
(大雪渓下 4号カーブ)

B 2017/06/18 10:35
山菜煮物はいつも大人気
(大雪渓折り返し地点)

C 2017/06/18 11:20
下山は空を舞う心地よさ
(位ヶ原6号カーブ付近)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 今日は第12回乗鞍天空マラソンの大会当日。昨日までの良い天気とまでは行かなかったものの、終日曇でひんやりとした空気が流れる中での大会は、選手の皆様にとっては、走りやすい環境ではなかったかと思います。今回よりトレイル区間を含む35kmのコースと、完全舗装路のフルマラソンのコースに変更が加えられ、より過酷度が倍増した大会となりました。

<開会式前>
早朝6時の乗鞍高原は曇り空の朝を迎えます。気温は12℃、山頂方面はやや霞んで、特に山頂付近は雲に見え隠れする状態を見せます。昨日までの見事は青空とは一変下状況です。予報よりもやや悪い方向に天候が変化を見せ、観光センターに
お越しになった選手の中には、大きなビニール袋をすっぽりと被って、寒さ対策を施す方もいらっしゃるほど。

徐々に集まって来た選手のなかには、仮装ランナーの姿もあり、セーラー服の仮装の方は「皆さん、仮装とおっしゃりますが、これは正装なんです!」ときっぱり(笑)。このほか、毎年、仮装のテーマを考え、メンバーの仮装もそれに合わせて作成するというグループもいて、来年はどんな仮装で出場されるのかが楽しみになってきました。

<開会式>
コースが従来よりも伸びたことから、大会スケジュールも30分前倒しになり、7時10分には開会式が始まります。そして、毎年恒例となって来た乗鞍出身のシンガーソングライター 高橋あずみさんによる熱唱からから開会式が始まります。

そして、大会長であるのりくら観光協会会長 福島 真氏より大会のあいさつが始まります。
「今年からコースが変わりましてフルマラソンが加わりました。去年、『わたくしのひとこと』からこのように変わってしまいまして、大変申し訳ありません。蓋を開けてみますとフルマラソンの方が多いということで、私共も大変驚いております。スタッフの着ております「楽しさ 苦しさ 増量」というキャッチフレーズで準備を進めてまいりました。35kmの方ですが、一旦スタートいたしまして、すぐゲレンデを走るという整地をしてございませんので、足元の小石などに気を付けて走ってください。フルマラソンの方は一の瀬の方に向かって途中で折り返す形にことになりました。標高が高い所でありますので、自分の体に合った形で走っていただきたいと思います。なお、今朝、気温7〜8℃で山の方は雪があって、雪の中を走るという全国でも例のみない大会でございます。大会が終わりましたら、ぜひ、皆さんのご意見をお聞かせください。来年に向けて準備をしてまいりたいと思います。来年もぜひこの格好でやらせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。それでは、第12回乗鞍天空マラソンの開会を宣言いたします。どうぞ頑張ってください。」

昨年の大会挨拶で、 「昨年までは2000人を超えていたんですが、天候のせいもあると思いますけども、11回の大会を迎えまして、この大会も何か少し変わっていかなければならなと、考えています。」と、ご発言されましたが、その時点では正式な決定事項ではなく、会長の先走りがきっかけで、今年はフルマラソンが実現された模様で、「有言実行」とは、まさにこのことを差しているのではないかと思うところです。

<競技開始>
コースが延長されたため、スタート時間は30分繰り上がり、35kmコースは7時30分、フルマラソンは7時40分で、スタート地点はこれまでの観光センター前の県道から、観光センター駐車場内に変更されました。7時30分にスタートを切った35kmコースのランナーは、観光センターから500メートルほど先のスキー場からゲレンデ内に向かいます。主にゲレンデ内の初心者コースを中心に三本滝まで走行するものの、トレイルとしてはやや斜度があって、地面が硬く感じられたとの完走もあり、一般的にイメージする柔らかいトレイルとはちょっと性質の異なるトレイルのようでした。

35kmコースは三本滝ゲートからフルマラソンと同じくロードレースとなり、3名の選手がやや距離を保ちながら登って行きますが、約8km地点の摩利支天バス停付近で3位だった渡辺正毅選手が2位の岸本泰彦選手をとらえ、約9km地点の直線区間でさらにトップを行く阿部浩司選手をとらえて独走体勢となり優勝されました。

35kmコース男子トップ先週が通過した8時30分頃の位ヶ原山荘の気温は10℃、ほとんど風もなく、じーっとしていると肌寒さを覚える状況。山頂付近はやや雲が流れるものの、森林限界を超えた先の雪景色ははっきりと眺めることができ、その先の大雪渓方面は気温8℃まで低下しますがほとんど無風で、選手の方々にとっては走りやすい環境ではなかったかと思います。なお、35kmコース女子は折り返し地点まで2位だった杉浦美由紀選手が昨年に引き続き4度めの優勝を獲得されました。また、フルマラソン男子は昨年優勝の四辻剛選手が完全独走で優勝。フルマラソン女子は中村陽子選手でした。

折り返し地点手前500メートルのところにある雪壁は6.5メートルと昨年の5.1メートルよりも高い状態で、過去5年間で最も高い状態。訪れた選手も雪の高さに圧倒されていたようです。また、折り返し地点のエイドステーションでは、恒例の山菜煮物に加えて、今年は暖かい味噌汁の提供もあって、気温8℃は動いているうちはちょうど良くても、一旦、体を休めると急激に冷え込んできて、暖かな味噌汁に何度もお変わりする様子がありました。

昨日まではきれいな青空に包まれ、絶好の景色を楽しめることが期待されましたが、あいにくの曇り空となってしまいました。ただ、気温の上昇が抑えられたことが、選手の方々の体力温存につながり、今回は怪我や体調不良による棄権はなかったとのことでした。しかし、その代わり、関門時刻に間に合わない選手が多数発生した模様で、今後の大会運営の検討課題になるのではと考えられます。

なお、今回取材の 第12回乗鞍天空マラソン特集は7月上旬に掲載予定ですが、掲載時にはトップページでお知らせいたしますので、今しばらくお待ちください。 (2017/06/18 20:00更新)

● 第12回乗鞍天空マラソン入賞選手のリザルト(速報値であるため、大会公式リザルトをご確認ください)

<フルマラソン男子>
1 四辻    剛          2:42:53
2 依田 光央          2:57:44
3 田畑 幸司          2:59:40
4 尾崎 弘明          3:02:33
5 佐藤 亮人          3:06:26
(完走399名)

<フルマラソン女子>
1 中村 陽子         3:45:31
2 鈴木 潤子         3:46:15
3 武田 典子         3:47:14
4 長坂 恵子         3:47:47
5 表    友央         3:50:26
(完走38名)

<35km男子>
1 渡辺 正毅          2:23:44
2 岸本 泰彦          2:27:57
3 秋葉 知律          2:31:51
4 阿部 浩司          2:33:42
5 大越 一彦          2:42:42
(完走291名)

<35km女子>
1 杉浦 美由紀     3:05:38
2 山下 紀美子     3:06:43
3 栗原 初江         3:14:25
4 小川 るり子      3:19:15
5 小野寺 利絵    3:22:02
(完走132名)

 

 

【6月18日(日)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】



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■2017年6月17日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.6      乗鞍天空マラソン特集(7月上旬掲載予定))
 
   (ご注意 :今回の記事はバックカントリ ー経験者を対象としたもので、ツアーコース初心者の方は、経験者と同行するか、ガイドツアーに参加されることをお勧めします。 ツアーコースマップ → ノリクラガイドマップ 冬スキー 版<対象時期:12月末〜4月末> )  
 

@ 2017/06/17 09:40
山頂目指して出発!
(大雪渓入口)
A 2017/06/17 09:45
大雪渓ではコブの季節が始まる
(コブ管理人 − 花嫁大募集中!)

B 2017/06/17 13:40
フルマラソンに応募しちゃった!
(大会受付 − 第12回乗鞍天空マラソン)

C 2017/06/17 12:30
みんなで走ろう!
(トレイル10キロ − 第12回乗鞍天空マラソン)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 梅雨に入っても、一向に梅雨らしい雰囲気はなく、今日の大雪渓・山頂方面は秋のような清々しい天候気候に恵まれました。また、山麓の観光センターでは、第12回乗鞍天空マラソンの受付が行われました。

<乗鞍高原・一の瀬園地つつじ園、観光センター駐車場、乗鞍岳春山バス>
早朝7時の乗鞍高原は、雲一つない快晴の朝を迎えます。気温は10℃でひんやりとした雰囲気の朝です。今日と明日は第12回乗鞍天空マラソンが開催され、会場となる韓国センターは昨日17時より車両通行止めの措置が取られました。そのため、春山バスを利用のスキーヤー・ボーダーの方々は周辺の駐車場を利用することになり、春山バスの停留所も県道沿いの路線バス用の停留所からの発着となりました。

今日は終日快晴の予報もあって、春山バス始発便は4台、161名の方を乗せて大雪渓へと出発します。標高2350メートルの位ヶ原山荘を過ぎたあたりから森林限界を迎え、周囲はまだ真っ白な風景に囲まれるようになります。さらにその先の位ヶ原では、春山バスの目玉である雪の壁が車窓いっぱいに広がります。その中でも5号カーブ・4号カーブはバスの2倍ほどの高い雪壁が続き、4号カーブ内側の雪壁は6.5メートルの高さを誇り、過去5年間で最も高い状態が続いています。

<大雪渓に到着>
春山バスが到着した9時過ぎの大雪渓の気温は12℃。快晴無風が続き、清々しい空気と真っ青な青空はまさに「五月晴れ」という雰囲気そのものです。スキーヤー・ボーダー・登山の方に交じって、
ランナーの姿もたくさん見られ、雪遊びに興じる様子がありました。この1週間はほとんど雪解けが進まず、稜線からの滑走も問題なくでき、始発便乗車の半数程度の方が稜線へと登って行きました。
稜線目指す春山スキーヤー・ボーダーの方々が去った後の大雪渓では、コブを果敢に攻めるモーグラーや、ポール・ゲートを設置するアルペンレーサーが何度も登り返して滑る様子があちこちで見られ、「夏の大雪渓」の風景一色になりました。モーグルコースでは、コブづくりで定評のコブ管理人がモーグラーのお越しになる前からコース整備にあたり、115メートル×25コブの綺麗なラインが出来上がり、2レーンあるモーグルコースは多くのモーグラーでにぎわっていました。

11時になっても、ひんやりとした空気が漂い、秋を思わせるような雰囲気の中、薄い空気にまだ体が慣れていない夏スキーヤーにとっては、体力温存が図れたではないかと思われます。

<第12回乗鞍天空マラソン会場(観光センター)>
さて、大雪渓を後にして、午後からは乗鞍天空マラソンの選手受付が行われる山麓の観光センターへと向かいます。正午の観光センターの気温は20℃、空気は清々しいものの日差しが強く、肌を焦がす暑さがあります。今回から、競技コースが大幅に変更され、全区間舗装路で行われるフルマラソン(42.195km)と、一部ゲレンデ内を登る35kmのコースの二つに分かれました。それに伴い、ゴールが昨年までの三本滝ゲートから観光センターに引き下げられ、どちらも昨年を上回る過酷さがあり、中でもフルマラソンは「日本一標高の高いフルマラソン」とPRされるほどです。

フルマラソンに出場する選手にお聞きすると、「フルマラソンに出場を決めたものの、全く自身がない」 、「フルマラソンは制限時間がかなりタイトで感想できるか心配」、とおっしゃり、また、35kmに出場される方は「途中のトレイル区間で体力が消耗してしまうか心配」、「初めての出場なのでとにかく完走できることだけが目標」と、おっしゃっていました。どちらのコースも、標高差約1200メートルのコースは昨年以上に過酷であることは間違いなく、強いていうのなら、明日は確実に良い天候に恵まれるという、天空マラソンの時期としては珍しい好条件が待っているということだけは間違いなさそうです。

明日は、7時30分に35kmコースがスタートし、7時40分にフルマラソンコースがスタートします。多くの方が雪の壁を楽しみに登って来られると思われますが、例年になく高い雪壁が多くの選手のお越しを待っています。 明日は今日よりもやや雲の多い天候で、山頂方面は今日よりも気温が低くなる可能性も考えられます。標高差の大きな大会ですので、山麓での暑さ対策と山頂での寒さ対策の両面が必要になるかと思われます。

なお、今回取材の ノリクラ雪渓カレンダーVol.6 は、次週末掲載予定で、 乗鞍天空マラソン特集は7月上旬掲載予定です。 (2017/06/17 20:00更新)

 

【6月17日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


【来シーズンの速報、及び、ノリクラ雪渓カレンダーの連載再開の予定】 
2016ノリクラ雪渓カレンダー正式版 は、ノリクラ雪渓カレンダーVo.35(2016/10/29〜30)<最終号>をもって2016シーズンの連載を終了させていただ来ました。2017シーズンの連載再開予定は以下の通りですが、変更の可能性もありますので、あらかじめご了承ください。

 

 

2016年

2017年

  11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月〜10月
速報 ×


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)


(毎週土曜)

ノリクラ
雪渓カレンダー
× × × ×

プレリリース版
<3月下旬〜5月上旬>

正式版
<中旬開始>

 

●速報●
<2016年11月> お休みさせていただく予定です。ただ、ツアーコースなどの降雪状況によっては一時的にお届けする可能性もあります。
<2016年12月〜2017年3月> ウインターシーズンは、週末を中心にトップページの速報のみお届けする予定です。ただし、天候状況などにより、掲載が実施できない場合があります。
<2017年3月下旬以降> 春夏秋シーズンは、ノリクラ雪渓カレンダー(プレリリース版・正式版)の取材日に合わせて実施する予定です。
●ノリクラ雪渓カレンダー●
ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版は2017年3月下旬頃から再開を予定しノリクラ雪渓カレンダー正式版は2017年5月中旬頃を予定しております。


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■2017年6月10日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.5

@ 2017/06/10 09:20
乗鞍岳春山バス、大雪渓へ
(大雪渓・肩の小屋口バス停)
A 2017/06/10 10:40
春山スキーヤーより夏の大雪渓メンバーが多くなってきた
(大雪渓下部 − ボードキャンプ)

B 2017/06/10 12:00
お昼前から悪天候に − 何とかミッション達成!
(蚕玉岳〜朝日岳稜線下)

C 2017/06/10 13:15
気温0℃ − 降り始めたものは雪!
(蚕玉岳山頂)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 6月7日(水)に梅雨入りし、最初の週末を迎えました。今日は上空の冷たい空気に南からの暖かい空気が入り込む不安定な状況のため、午後から雨が降り始め、山頂方面では雪が積もるあいにくの状況となってしまいました。

<乗鞍高原・一の瀬園地つつじ園、観光センター駐車場、乗鞍岳春山バス>
早朝6時の乗鞍高原は、雲が足早に流れる晴〜曇の天候。気温は14℃で、風が徐々に強くなって来ました。山頂方面は雲に見え隠れする状態を繰り返しています。今日は天気予報でも不安定なコンディションと予報されていたこともあって、6時の時点で観光センター前駐車場には30台ほどのマイカーしかお越しなっていません。そして、7時を回るころには風がさらに強くなり、時折パラパラと雨粒を感じられ、お越しになったモーグラーの中には、今日は断念して明日に切り替える方もいらっしゃいました。観光センター周辺のレンゲツツジは少し終わりに近い状態ですが、一の瀬つつじ園のレンゲツツジはまだ3分咲きといったところ。例年よりも若干遅い傾向が見られます。

今日の乗鞍岳春山バス始発便は3台運行され、92名の方が大雪渓に向けて出発しました。位ヶ原山荘を超えて大雪渓までの約3.5kmの区間は森林限界を超えて広大雪山風景が広がり日常を忘れた別世界!。特に大雪渓手前の4号カーブでは高さ6.5メートルの雪の壁が聳え立ち、春山バスの車窓に雪壁が迫ってくる様子は圧巻です。

<大雪渓に到着>
春山バスが到着した9時過ぎの大雪渓の気温は5℃、かなり雲量の多い晴で、風が強くアウターなしでは肌寒い状況。先週までは春山バス乗客の大半が山頂・稜線を目指すバックカントリースキーヤー・ボーダー、もしくは登山の方が占めていましたが、おそらく、今日は半数以上がポールやゲートをセットして練習するアルペンスキーヤーやボーダーの方。もしくはモーグルコースの岩直下に作られたモーグルコースでのトレーニングに励む方々が占めていて、山頂・稜線を目指す方は少ない状況でした。そろそろ、春山スキーの季節からサマースキーの季節へと移り変わりつつあるのではと考えられます。なお、モーグルコースは2レーンあり、距離は測っていませんが20コブ程度はあったものと思われます。

<大雪渓から山頂方面・稜線方面>
10時を回るころから、空は鉛色へと変化し、山頂方面が雲に飲み込まれる状況となり、12時にはほとんど稜線・山頂方面は確認できなって、風(突風)がかなりひどくなってきます。稜線直下の気温は2℃前後、そんな中でも、雷鳥のオスが縄張り争いする様子が濃霧の中から確認できます。そして、あまりの突風にシール登行が困難な状況となってきますが、逆にスキー板をザックに固定してアイゼンである行くにしても、スキー板が強風にあおられて、これはこれでかなり歩きにくい状況でした。バーン状況は突風さえなければ、普通にシールで歩くことができる柔らかさです。

13時の稜線の気温は0℃、このころになると、パラパラと霰が勢いよく降り始めて、顔に当たり激痛が極まりない状況でした。蚕玉岳山頂付近は雪解けですでに積雪がなくなっている箇所がりますが、この降雪により再び白くなって来たところもあるほどです。14時頃になると、この霰も収まります。なお、この霰は大雪渓付近は雨だった模様で、始発便で訪れたスキーヤー・ボーダーの大半は13時24分発の下り春山バスで下山された模様です。

その後は、一旦雨は収まるものの15時近くから再び激しい降り方となり、大雪渓付近は気温2℃で、雨と霙が交互に降るような状況でした。路面凍結に至るほどではなかったものの、山頂付近は雪になっている可能性が高いと思われます。

速報を書く18時現在の乗鞍高原は激しく雨が降り続けています。明日は天候回復の見込みのようですが、上部では積雪や凍結の懸念もありますので、最新の注意のもと、入山するようお願いいたします。

なお、今回取材の ノリクラ雪渓カレンダーVol.5 は、次週末掲載予定です。 (2017/06/10 18:45更新)

 

【6月10日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


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■2017年6月3日(土)       (今回取材分のノリクラ雪渓カレンダー  →  ノリクラ雪渓カレンダーVol.4

@ 2017/06/03 09:12
上部凍結のため、始発便・第2便は
位ヶ原山荘折り返し運行
(位ヶ原山荘)
A 2017/06/03 10:55
大雪原はいいね!
(県道乗鞍岳線 − 大雪渓下 6号カーブ)

B 2017/06/03 13:55
登頂成功!
(蚕玉岳〜朝日岳 稜線)

C 2017/06/03 14:15
昨日の降雪でエビの尻尾が
(蚕玉岳山頂)
その他の画像が本文末尾にあります。

画像・記事の転載・引用・リンクについて

 ▼ 6月なのに寒い!稜線付近は季節がひと月ほど逆戻りしたような冷たいコンディション。強風・濃霧・寒冷と厳冬期を思い起こさせる状況でした。

<乗鞍高原、道路状況、観光センター駐車場>
早朝6時の乗鞍高原は、快晴無風の朝を迎えます。気温は日差しの暖かさを受けてようやく6℃まで上昇します。夜明けごろは2℃でしたから、かなり暖かくなった状況です。山頂方面を見ると、岩肌がうっすらと白くなっていて、昨日の降雪が残っています。

乗鞍高原は、6月ともなると、数々の花の季節を迎える季節、現在、あちらこちらに白い花を咲かせる木はコナシ(ズミ)。少し前までスモモ一辺倒だった状況から一変しています。また、一の瀬園地のレンゲツツジは、ようやくつぼみが膨らみ始めたところ。いずれにしても、これからが楽しい季節です。

岐阜県側の乗鞍スカイラインは、終点の畳平の6時の気温はマイナス6℃と冷え込み、10km地点から凍結のため通行止めで、最終的には終日通行止めとなりました。また、長野県側の県道乗鞍岳線でも、位ヶ原山荘より上部で積雪凍結があり、乗鞍岳春山バスは始発便・2便が位ヶ原山荘までの折り返し運行となりました。5月31日より大雪渓への延長運行が始まり、今日は最初の週末とあって、8時前には70台ものマイカーが観光センターにお越しになっています。多くの方が期待していましたが、こればかりは仕方ないもの...そして、今日の始発便は4台が運行され、141名の方が位ヶ原山荘を目指します。

<乗鞍岳春山バス、位ヶ原山荘、屋根板方面、道路除雪、雪の壁>
9時の位ヶ原山荘の気温は5℃で、青空に少し雲が混ざってきました。位ヶ原山荘周辺は、まだ昨日の降雪が残っていて、山荘より上部道路は除雪作業が行われました。入山口の屋根板入口は、この降雪で3〜5センチ程度の新雪できれいにリセットされています。

10時を回るころになると、風に冷たさが伴うようになり、アウターを着ないと寒さを覚えるほど。ただ、バーンは久々の新雪の柔らかさが感じられるものの、積雪量が多くないため、まだら模様になっています。県道乗鞍岳線の除雪は大雪渓駐車場を過ぎて、富士見沢の途中まで進んでいます。そのため、富士見沢上部からの滑り込みには十分注意してください。そして、位ヶ原5号カーブ・4号カーブでは、春山バス名物の雪の壁が聳え立っています。今回春山バスで大雪渓まで向かう予定だった観光客の方の多くが、この雪の壁を車窓から眺めるのを期待してお越しになった模様で、現在、4号カーブは6.8メートルの高さを誇っています。

<大雪渓から山頂方面・稜線方面>
正午の大雪渓の気温は4℃、雲が激しく流れるようになり、時折、山頂付近も雲に飲み込まれる状況。厳冬期に近い寒さを覚えるようになり、厚手のグローブが必要な状況です。登るにつれて雲の中へと入っていくわけですが、バーンは若干クラスト気味のコンディション。シールはやや効きにくい状況で、多くの方が、シールからツボ足に切り替えての登行される模様が見られました。

14時の稜線の気温はマイナス2℃、ちょうどこのころになると、周囲を包む雲が抜け、一気に青空が広がります。濃霧に覆われて見られなかった摩利支天岳や大雪渓、そして位ヶ原のパノラマが一望できるようになります。ただ、強風と雲の動きはかなり激しく、背負ったボードが強風にあおられて、先に進めない方もいらっしゃったほどです。

稜線からの下山滑走は、しばらくはクラスト気味のコンディションが続くものの、そのうち新雪の柔らかい足裏感覚が戻ってきて、まずまずのコンディション。縦溝もこの新雪で影響が少なくなっています。

春山バスは3便(観光センター発11時50分)から大雪渓まで運行が開始されましたが、位ヶ原山荘への下山滑走も現時点では全く問題ありません。


なお、今回取材の ノリクラ雪渓カレンダーVol.4 は、次週末掲載予定です。 (2017/06/03 20:00更新)

 

【6月3日(土)速報 − そのほかの画像 (クリックで拡大)】


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