ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.7(2006/06/24) G
【雪渓上部】
雪渓上部全景 | 雪渓上部右側 |
雪渓上部は、雪渓の大きさなど、先週とほとんど変わりありません。クレパスの長さについても同様です。
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開口幅 1.5メートルほど |
雪渓下部と同様、表面が崩れ始めています。開口幅は1.5メートル程度ですが、先週より幾分広がっています。7月に入ると乗鞍高原のシャトルバスで大雪渓エリアに訪れるスキーヤー・ボーダーが増えてくると思います。クレパスによって滑走エリアが制限される可能性がありますので、滑走しないにもかかわらず、ポールなどを立てて、不必要にエリアを占有することのないようにお願いいたします。
【鶴ヶ池大雪渓】
こちらは鶴ヶ池大雪渓。左の画像のようにかなりハイマツが出てきました。お知らせ でもお伝えしたように、6月27日(火)より滑走禁止になりました。今回で最後の鶴ヶ池大雪渓にはモーグラーの方々がたくさん集まっています。
管理人 |
やはり、今日も管理人がコブララインやエア台を作っています。来週からは長野県側の大雪渓に移動して実施すると気合十分です。
コブライン |
コブラインでは、モーグラーだけでなく、テレマーカーも「ニューライン」を目指してがんばっています。
コブラインにはたくさんの方々が列を作っています |
コブラインには列ができるほどの盛況ぶり。おそらく、次の週末は、長野県側の大雪渓で、同じような光景が見られるのだと思います。
6月も今回で終わり、次の週末は長野側の乗鞍高原からのシャトルバスも運行されます。今年は位ヶ原行きの春スキーバスが大雪渓まで区間延長しなかったため、6月の大雪渓はほんとに静かな状態でした。また、県道乗鞍岳線の冬季閉鎖が解除され、自転車のヒルクライムで訪れる方々も増えてくるのでしょう。ただ、剣ヶ峰までの登山で、大雪渓入口付近にある登山道から登り始める方は、今年はかなり雪が多いので、アイゼンなど装備をしっかり整えてお越しください。
先ほども申しましたが、雪渓下部と雪渓上部右側には大きなクレパスが走っています。特に雪渓上部右側に関しては、全面に渡ってクレパスが走っており、滑走にかなり制限があるかと思います。例年、雪渓上部右側にはポールを設置して練習する方々がたくさんいらっしゃいます。エリアを必要以上に占有したり、滑走しないにもかかわらず、数日間も設置した状態で放置することのないようお願いいたします。
今回は、乗鞍環境パトロールの方や肩の小屋の様子と、畳平のお花畑の様子を、次のページのあとがきで紹介いたしますので、引き続き、ご覧ください。
【昨年の今ごろは?】
今年ほどではなかったようですが、昨年も夕方まで良い天気が続き、梅雨がどこに行ってしまったのかと思ったほどでした。雪解けのスピードが増してきて、だんだん平年並みに近づきつつある傾向が、すでに現れ始めてきたようです。(→あとがきに続きます)
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