ノリクラ 雪渓カレンダー
Vol.25(2006/10/29) F
【雪渓上部 T】
こちらは雪渓上部全景。山頂付近を含めて、ほぼ、新雪はなくなっています。
雪渓上部右側 |
上端から |
雪渓上部右側は、先週の段階でほぼ完全に新雪がなくなっていますので、大きな変化はなく、砂地のちょっとした窪みに残っていた積雪がなくなった程度の変化しかありません。
肩の小屋周辺 |
肩の小屋周辺も、かなり縮小していますが、それでも雪解けは先週から比べて20〜30センチ程度で、他のエリアから比べれば、比較的、残っているほうです。
変わった乗り物... |
さて、県道乗鞍岳線は、自転車のヒルクライムコースとして、よく知られた存在で、ロードレーサーをはじめ、マウンテンバイクなどで訪れる方が多くいらっしゃることは周知のことと思います。もちろん、折りたたみの自転車などでお越しになる方もいらっしゃるのですが、さすがにこんな変わった乗り物でお越しになる方は、まずいないと思います。
リカンベント | ハンドルの前から乗ります |
シーズンを通して、ノリクラの様子をお伝えしていますが、さすがにリカンベントでヒルクライムされる方はいらっしゃらないようです。自転車に関しては専門外ですので、あまり詳しいことはわかりませんが、通常の立ち姿勢の自転車と比べて、空気抵抗が少なく、楽に長距離を移動できるのが特徴のようですが、登り坂の急なヒルクライムは最も不得意とするようです。
実際、こちらの方も通常のマウンテンバイクやロードサイクルの二倍近い時間をかけて登ってこられ、しかも、急坂で巡航速度が遅くなると、左右の舵角がほとんどないハンドルでは、車体のバランスを維持するのが非常に難しく、ノリクラではかなり辛い乗り物のようです。
それでも、ギアはロードレーサーのコンポーネントを装着し、べダルもビンディングタイプになっていて、平坦なところではかなりスピードが出るようです。
普通にヒルクライムできる体力とバランス能力が必要 |
いつもはマウンテンバイクでトレーニングされていますが、年に一度くらいはリカンベントでヒルクライムされるとのこと。ただ、どう見ても平地でしっかりと練習しないと無理なようですので、これからトライされる方は、普通のロードサイクルやマウンテンバイクで、ヒルクライムができるだけの体力に加え、上り坂でもリカンベントをバランスよく乗りこなせる技量が必要かと思います。途中でリタイヤしても、これだけ大きな車体だと、おそらく、シャトルバスのトランクには入りきらないと思いますので...
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