ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.23(2011/10/15〜16) D

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(Update:2011/10/20)

 

【紅葉情報−冷泉小屋〜魔利支天付近】
★完全に終了★

冷泉

 標高2200m付近の冷泉付近。先週まで見頃が続いていたこの付近も、葉をつけているものがほとんどなくなり、完全に終了です。

 

今週の冷泉小屋周辺

先週の冷泉小屋周辺
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2011/10/08〜09) D

この付近の見頃の期間は、上部エリアよりもやや長く続き、今年も見頃は二週間近く続きました。先週はピークを過ぎてボリューム感がやや乏しくなった状況で、見頃を迎えてから先週あたりまでの二週間は、急激な変化はありませんでした。しかし、一旦、落葉が始まると一気に進んで、今週は一気に様変わりしてしまいました。

 

冷泉小屋〜魔利支天中間地点

冷泉小屋と魔利支天バス停の中間付近にあり荒田橋(あれたばし)を少し下ったあたりの28号カーブ付近。ここでは、先週の段階でほぼ落葉が終わっていました。

 

葉を残すのはヒロハツリバナだけ

そんな中に黄色く残る葉をつけた枝を見つけることができます。よく見ると、4裂に割れた実がぶら下がっている様子が見られ、ヒロハツリバナであることがわかります。ダケカンバ、ウラジロナナカマド、ミネカエデなどの紅葉する木々の葉が埋め尽くしているときには、その存在すら気がつかないものの、今は自分が主役とばかりにその存在を誇張します。

 

先週の29号カーブ前の直線
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2011/10/08〜09) D
今週の29号カーブ前の直線
 
先週の29号カーブ付近
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2011/10/08〜09) D
今週の29号カーブ付近
 

さらに下部の29号カーブ前の直線部分や、下段の29号カーブでは、葉が残っているダケカンバもあります。

<参考 − 過去三年間の同時期の状況>
●2010年 − 2010ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.23(2010/10/16〜17) D【紅葉情報 − 冷泉小屋〜摩利支天付近】★ほぼ終了(昨年より一週間遅い)★
●2009年 − 掲載がありません
●2008年 − 2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.23(2008/10/18〜19) B【紅葉情報−魔利支天〜冷泉小屋】★終了しました★

 

【紅葉情報 − 摩利支天〜三本滝】
★ほぼ終了★

摩利支天付近

先週ピークを迎えた標高2000m付近の摩利支天も、ほぼ落葉しています。

 

三本滝ゲート上 三本滝上部

標高1900〜1800mの三本滝ゲート上では、若干、見頃の色合いの部分が残っているに過ぎません。昨年よりもやや早めの推移です。

 

かもしかゲレンデ

また、カラマツの色合いが急激に深くなってきました。ほぼ見頃といえる状況にまでなっています。

 

カラマツ − 紅葉が見頃になり、落葉も始まる

三本滝ゲートから休暇村までの沿道はカラマツ林が広がっています。ご覧のようにきれいな色合いとなってきました。10月15日(土)には、ほとんど見られなかったカラマツの落葉が、翌日の10月16日(日)になると急激に始まり、ご覧のように道路を覆い始め、厄介な時期に差しかかりました。 Next

<参考 − 過去三年間の同時期の状況>
●2010年 − 2010ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.23(2010/10/16〜17) E【紅葉情報 − 摩利支天〜三本滝】★ほぼ終了(昨年より一週間遅い)★
●2009年 − 掲載がありません
●2008年 − 2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.23(2008/10/18〜19) B【【紅葉情報−三本滝〜魔利支天付近】★カラマツは見頃に近くなってきました(昨年より1週間早い)★


■ご注意■

今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンをご検討ください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。

 

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