ノリクラ 雪渓カレンダー
プレリリース版 Vol.8(2007/05/03〜05) C
【ツアーコース入口】
ツアーコース入口 − 先週より20〜30センチの雪解け |
こちらはツアーコース入口。先週の段階で、かなりブッシュが目立つようになって来ましたが、今週に入ってさらにブッシュの背丈が高くなってきました。ブッシュの高さは、場所によっては20〜30センチくらい、「成長」しています。
ブッシュだけでなくクマザサも | さらには切り株も |
先週は見えなかったクマザサや切り株も出てきています。
スノーシュー |
この時期になると、スキーヤーの大半がツボ足になりますが、ボーダーの方々は、スノーシューが多いようです。スノーシューは真冬の新雪の上を歩くものという概念がある方もいらっしゃるかと思いますが、このやわらかい雪ですから、ツボ足よりもスノーシューの方が歩きやすいことは間違いないかと思います。特に、踵を高い位置に固定することのできるリフター付きのものだと、ツボ足よりもラクに登っていくことができます。ただ、急斜面のトラバースは、歩き方に若干のコツが必要となります。
急斜面 |
そして、急斜面にも雪解けが進んでいる様子が伺えます。
コース両脇に大きな切り株や岩 | それ以外は滑走に影響はありません |
先週まではほとんど目立たなかった大きな切り株や岩が出始めています。ただ、滑走スペースではありませんので、大きな影響はありません。
急斜面を抜ければ、後はなだらかなコースが続きます。
今日も木陰で休憩したくなる気候です |
急斜面を上りきったところにちょっとした木陰があることは、前回の ノリクラ雪渓カレンダープレリリース版Vol.7(2007/04/28〜30) B でもお伝えいたしました。今日も、やっぱり木陰でひとやすみしたくなるような陽気です。
昨年見た位ヶ原の感動をもう一度味わいたい |
位ヶ原までまだまだ... |
バスが運行されるのを期待して、お越しになったものの、運休のためツアーコースを途中まで歩いてみようとやってきたそうです。昨年も春スキーバスに乗車するつもりだったのに運休で、同じようにツアーコースを登り、たどり着いた位ヶ原のスケール感のすばらしさに、もう一度行ってみたいと、今年もお越しになったそうです。
でも、バスで一気に位ヶ原に登ってみる景色と、ツアーコースを自ら歩み、徐々に目に映ってくる光景とでは、大きな違いがあると思います。そういう意味で言えば、今回もバスが運休となったので、再びすばらしい感動を味わうことができるのではないかと思います。
【ツアーコース】
滑走ライン上に切り株 |
急斜面を登って、なだらかなコースを進んでいくと、ここでも切り株が頭を出し始めています。ここはちょうどコースの真ん中で、滑走ライン上にありますので、下りは注意が必要です。
一番の札の位置まで切り株があります | 取材日現在、ここより先には切り株はありません |
取材した5月4日(金)の段階では、先ほどの場所以外にも何箇所か見られました。上の画像の切り株はちょうど一番の札があるところ。取材日現在では、ここより先では切り株はありませんでした。
お昼に近くなってくると、くだりのスキーヤー・ボーダーが増えてきます。もちろん、コースの真ん中を滑走してきますので、歩いて登り下りされる方はコースの端を進むことになります。また、一つの踏み跡(トレース)を作らずに、バラバラでコース内を歩くと、午前中は問題ないものの、午後になって、それが固まると、とても滑られる状態ではありません。
先週から30センチほど減少 |
こちらは3番の札のあるところ。コース全体の3分の2程度進んだところです。先週は10〜15センチの減少でしたが、今週はその減少幅が大きくなっています。
明らかに「B」の札の位置が高くなっています。手前のブッシュを見ても、積雪量は30センチ以上減少しています。
ハーフエッジ |
この時期は、真冬のパウダー板を持ってくる人はいませんが、普通のアルペンスキーのほかに、山スキーやいろんなスタイルの方がいらっしゃいます。
こちらの方は、エッジが中央部分にしかないハーフエッジのクロカン用のスキーです。軽量化されていますが、ターンは、結構、技術が必要なようです。
いつもWebSiteをご覧くださりありがとうございます |
ハーフエッジの方を含め、いつもWebSiteをご覧になっているとのこと。まだまだ春スキーシーズンは続きます。これからもぜひご覧ください。
雲は変幻自在に | 空高く舞い上がります |
今日は雪山よりもその上に浮かぶ雲が行き交う様子が非常に面白い一日。雲は北西から南東に向けて、その形を変幻自在に変えながら、もくもくと、空高く湧き上がります。
窪み | 先週より30センチ程、雪解け |
左の窪みの部分の形状は先週とほとんど変わっていませんが、右の画像では先週より30センチほど少なくなっています。先ほどの3番の札と同様、「E」の位置が明らかに高くなっています。ここを過ぎれば、ツアーコースの出口までもうすぐです。
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