ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.18(2009/09/12〜13) E

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(Update:2008/09/17)

 

【紅葉情報 − 大雪渓付近】
★まだ始まっていません★

大雪渓付近

ノリクラの紅葉は9月下旬ごろから始まりますが、それに先立ち、9月初めより、ノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。なお、ノリクラの紅葉の概要については、 乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方) をご覧ください。

 

トイレ付近

山頂全景

大雪渓付近はウラジロナナカマドの紅葉がメインですが、その緑の葉に少しばかり濃淡が現れるようになってきました。

 

大雪渓入口付近

部分的に紅葉が始まる

こちらは、【雪渓下部】 のコーナーでも紹介した大雪渓入口のウラジロナナカマド。全体的には、紅葉が始まったといえる状態ではありませんが、右の画像のように、部分的にきれいな色合いとなっているものが見られようになってきました。

大雪渓エリアは、次の連休あたりから、紅葉が始まったと一目でわかるウラジロナナカマドが増えてくること考えられます。(参考 → 2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2008/09/20〜21) E 【紅葉情報 − 大雪渓付近】

 

【紅葉情報 − 宝徳霊神〜位ヶ原付近】
★まだ始まっていません★

宝徳霊神バス停付近

位ヶ原上部にあたる宝徳霊神バス停付近は、ダケカンバなどで、葉の色が薄くなってきている様子が見られますが、先週と大きな変化はありません。

 

富士見沢・鶴ヶ沢

富士見沢・鶴ヶ沢でも濃淡見られるものの、おそらく大半はコバイケイソウの紅葉で、ダケカンバ・ウラジロナナカマドでは、変化はほとんどありません。

 

ウラジロナナカマド(富士見沢)

富士見沢のウラジロナナカマドですが、昨年同時期では、部分的な紅葉が見られたものの、今年はその傾向は、まだ、確認できず、昨年よりも、やや遅い推移を示しています。

 

位ヶ原の車道沿いの様子をお伝えします。

 

ウラジロナナカマド(位ヶ原) − 色合いに若干変化

先週はほとんど変化のなかった、位ヶ原のウラジロナナカマドも、ご覧のように変化が始まっていることがわかります。

 

位ヶ原お花畑

こちらは、位ヶ原お花畑。全体的にほとんど先週と変わりません。

 

ダケカンバ(位ヶ原お花畑) − 先週と同様、部分的な紅葉

ダケカンバも、先週と同様、部分的な色付きを見せる状態にとどまっています。先週の段階で、黄色く染まった葉は、枯れ落ちてしまい、新たな葉が黄色くなっている状態が続いていることから、先週とほとんど変わらない様子となっています。

 

ツアーコース入口、11号カーブ付近 − ウラジロナナカマドに変化が見られます

位ヶ原お花畑から少し下って、ツアーコース入口のある県道乗鞍岳線11号カーブ付近。この付近ではウラジロナナカマドに変化が見られるようになって来ました。

 

ウラジロナナカマド − 大雪渓・位ヶ原エリアで最も綺麗な色合い

大雪渓・位ヶ原エリアで、もっともきれいな色合いを見せるウラジロナナカマドです。この箇所に関しては、昨年よりもやや早い推移を見せています。

位ヶ原周辺も、次の連休あたりから、紅葉が始まったと一目でわかるウラジロナナカマドやダケカンバが増えてくること考えられます。  (参考 → 2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.19(2008/09/20〜21) E 【紅葉情報 − 宝徳霊神〜位ヶ原付近】

 

【紅葉情報 − 位ヶ原山荘付近】
★まだ始まっていません★

屋根板付近

 位ヶ原山荘付近でも、まだ、紅葉は見られません。

 

位ヶ原山荘〜宝徳霊神の登山道 − 9月下旬は絶景ポイント

位ヶ原山荘から宝徳霊神バス停に向かう登山道は、9月下旬になると、紅葉の絶景ポイントとして有名です。あと2〜3週間程度先のことでしょう。(参考 → 2008ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.20(2008/09/27〜28) H 【紅葉情報 − 位ヶ原山荘付近】

 

【昨年の今ごろは?】

2008ノリクラ雪渓カレンダーVol.18(2008/09/13〜14)

昨年は、この土日に敬老の日が重なり、三連休の週末となりました。13日(土)は、午前中に一時的な雨に見舞われるものの、午後からは、雨は止んで濃霧の中でのスキーを楽しむ常連の姿がありました。ただ、この天候のため、訪れる方もまばら。それでも、翌日の14日(日)は、朝からよい天気が広がり、観光センター前駐車場では、シャトルバスに乗車しようとする方が長蛇の列を作る様子も見られるほどの賑わいとなりました。ひんやりとした空気に包まれ、ヒルクライムしても、歩いて車道を登っていっても楽しい季節となってきたことを実感できる週末でした。

 

<編集後記>

大雪渓の常連の方に、「過去の大雪渓の出来事がいつのことだったか、検索するのにノリクラ雪渓カレンダーが重宝する」という、お話をいただきました。確かに時系列でその年の様子を見るには、長年、そして、継続的に情報をお届けし、さらに、過去の情報であっても、掲載し続ける必要があると思います。

インターネットという即時性が求められるメディア媒体では、リアルタイムな情報がもっとも重要なものと思われがちですが、過去の情報を保管・閲覧・公開するツールとしても重要な役目を果たしていると思います。

そのため、乗鞍大雪渓WebSiteでは、2001年の公開開始以来、公開した情報は削除せず、すべて閲覧できるようになっております。現在から比べると、情報量が乏しい部分もありますが、その当時のリアルさを残すため、あえてリマスターすることは致しません。今となっては絶対に見ることのできない、マイカー規制前の激しい渋滞の画像 (→ ノリクラ 雪渓カレンダー 2002シーズン Vol.21(2002/10/12) A) などもそのまま掲載しています。

「ここを見れば、ノリクラの情報が何かしら得られる」と、納得していただけるよう、これからも継続して行きたいと考えています。


■ご注意■

今回の大雪渓関連の記事はノリクラ初心者の方を対象にしておりません。ノリクラデビューをお考えの方は来年の夏シーズンをご検討ください。
これからの時期は天候の急変により降雪・凍結などで冬山の様相を呈します。今後、大雪渓に新雪が降った場合でも、急斜面とアイスバーンが残っていて、この時期にノリクラの雪渓で滑走されたことのない方や、ソフトブートのボードの方は絶対にお越しにならないようお願いいたします。

 

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