ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.22(2015/10/03〜04) D

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(Update:2015/10/08)

 

【肩の小屋は今シーズン営業最終日、剣ヶ峰山頂は氷点下】

肩の小屋 窓枠には雨戸

こちらは大雪渓北端にある肩の小屋。今シーズンの営業は今日で終了。すでに一部の客室の窓枠には雨戸が取り付けられています。

 

今日も多くの登山者が訪れる トラブルなく無事終了できそう...

気温が6℃と寒く、登山者の多くが小屋の中でお昼休み。「今日はいつもよりも登山客が多いです。」と、おっしゃる管理人。「今年は水が枯れることなく無事に乗り切れそう。それに加えて、この時期になると必ず水道管の凍結があり、毎晩、水道管の水抜きが必要ですが、今年は水抜きは1度だけで、本当に何のトラブルもなくシーズンを終えられるのが何よりです。」

 

山籠もり生活もあとわずか

最後まで残っているスタッフも、もう慣れたもので、これが当たり前の生活になっています。

 

今日で終了 − 明日から小屋締め作業 3月になったらバックカントリースキーでまた来ます!

最終的には管理人と5人のスタッフが残り、明日から小屋締めの作業が始まります。そして、右のスタッフは、夏の繁忙期が過ぎた後、大雪渓でスキー三昧のエンジョイ生活を再開した模様。でも、小屋締め以降は麓に下山するため、スキー三昧の生活もあと数日だけ...「3月になったら、バックカントリースキーでまた来ます!」と、再会の約束を交わしました。

剣ヶ峰山頂目指して

それでは、肩の小屋を後にして、剣ヶ峰頂上に向かいます。

 

午後になっても登山者が多い − 夏山シーズンと変わらない

今日は午後になっても多くの登山客がお越しになり、、夏山と変わらない程度の人出がみられました。

 

剣ヶ峰山頂 記念撮影

こちらは、標高3026メートルの剣ヶ峰山頂。時刻は14時を回っていますが、絶え間なくたくさんの方がお越しになり、代わる代わる記念撮影です。

 

日本百名山登頂達成を祝う

そして、こんな記念撮影の一幕も...今日の乗鞍剣ヶ峰で日本百名山登頂を達成されました。

 

百名山達成まで5年かかりました

若いころから山登りをはじめ、百名山を意識し始めて登るようになったのは5年前くらいから。1年で20座のペースで上り、本日達成されたとのこと。今後は深田久弥が百名山達成後行ったのと同じように、再度登りなおしたりしながら、山歩きを楽しみたいとのことでした。

 

観光センターで出会った大学生の自転車グループもやってきた

こちらは今朝観光センターを出発した自転車の大学生グループ。再びお会いするとは思っていませんでしたのでちょっとびっくり...観光センターを7時前に出発して、畳平には12時頃到着したとのこと。その後、お昼休みをとって、剣ヶ峰にやってきました。昨日・今日と良い天気が続き、ノリクラの自転車旅行は大成功といったところでしょう。

 

山頂神社にはつらら

14時現在の気温は0℃、今朝の畳平の気温はマイナス2℃でしたから、今日は気温が上がっていません。山頂神社にはつららができています。

 

鳥居にはエビのしっぽ − 朝一番は5センチほどの長さ エビのしっぽは今シーズン初めて

そして、鳥居などにはエビのしっぽが張り付き、山頂神社の方の話では、今シーズン初めてのエビのしっぽで、朝一番では5センチほどの長さがあったとのこと。神社のシャッターが半分閉じられていますが、午前中は湿った冷たい霧が入り、とても開けていられない状態だったとのことでした。

10月は秋というよりも冬への入口の時期となり、そのうち、冬の入口どころではなく、10月後半の山頂は完全に雪景色になってしまいます。

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