ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.21(2016/10/01〜02)  D

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(Update:2016/10/06)

 

【紅葉情報−大雪渓付近(標高2600〜2700m付近)】
★見頃・ピークです(例年の見頃:9月20日前後〜9月下旬)★

大雪渓入口

ノリクラの紅葉は9月中下旬から始まりますが、それに先立ち、9月よりノリクラ雪渓カレンダーにて紅葉情報を始めます。紅葉関連の情報は下記のページをご参照ください。

大雪渓・位ヶ原エリアは、先週のピーク状態から落葉が進んで来ましたが、ダケカンバの黄色が何とか残っています。昨年よりやや遅く、例年よりやや早い状況です。ただ、摩利支天より山麓では、例年よりも遅い状況がみられます。

<紅葉関連情報>
■ 紅葉まとめ − 紅葉総合INDEX
■ ノリクラの紅葉の概要 −  乗鞍紅葉情報(紅葉の歩き方)  
■ ビューポイント(地図) − ノリクラガイドマップ紅葉上部エリア版(大雪渓〜摩利支天)   ノリクラガイドマップ紅葉下部エリア版(三本滝〜乗鞍高原・一の瀬エリア)

 

2013年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2013ノリクラ雪渓カレンダー Vol.22(2013/10/05〜06) E
2014年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2014ノリクラ雪渓カレンダー Vol.22(2014/10/04〜05) D
2015年の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.22(2015/10/03〜04) E
今週の大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)
完全に落葉

 こちらは大雪渓駐車場下(トイレ・避難小屋周辺)の様子。右下の今週は完全に落葉し、昨年と同じく、例年より1週間ほど早く落葉しました。

 

大雪渓入口付近でも同様です。

 

大雪渓全景 雪渓上部左側より 

全体を見回しても、残っているところはほとんどなく、大雪渓の紅葉は完全に終了しました。
なお、大雪渓エリアにおける今年の見頃の訪れは、昨年よりもやや遅かったものの、例年より1週間ほど早く、見頃から終息までは、例年通り1週間程度でした。

 

葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近 T(標高2500m付近)】
★完全に終了(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

位ヶ原 − 宝徳霊神バス停付近

  標高2500メートル付近の位ヶ原エリア、若干ダケカンバが残っている状態まで落葉しています。

 

昨年の位ヶ原、宝徳霊神バス停付近
2015ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2015/10/03〜04) E

こちらは昨年同時期の状況で、昨年は見頃が3日程度しかなく、完全に落葉してしまいました。今年のほうが見頃が若干長く保てたようです。

 

屋根板下部にダケカンバの紅葉が残る

こちらは今年の屋根板の下部の様子。幾分ダケカンバがのこっていて、紅葉前線が山麓へと移動していることがわかります

昨年の富士見沢
2015ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2015/10/03〜04) E
今回の富士見沢

富士見沢では、逆に昨年のほうが残っている状況です。

大雪渓エリアと同様、位ヶ原エリアにおける今年の見頃の訪れは、昨年よりもやや遅かったものの、例年より1週間ほど早く、見頃から終息までは、例年通り1週間程度でした。

 

【紅葉情報−宝徳霊神〜位ヶ原付近 U(標高2500m付近)】
★見頃・ピークです(例年の見頃:9月下旬〜10月上旬)★

位ヶ原のウラジロナナカマドはほぼ終了

ここからは標高2500メートル前後の位ヶ原の車道沿いの様子をお伝えします。位ヶ原エリアのウラジロナナカマドはほぼ終了し、ダケカンバが一部残っている程度です。

 

こちらは7号カーブ。

高天ヶ原裾野に点在するダケカンバ・ウラジロナナカマド ダケカンバの白肌が浮かび上がる

ここから高天ヶ原の裾野に広がるハイマツ帯には、ダケカンバ・ウラジロナナカマドが点在しています。すでに見頃のピークは過ぎているものの、ダケカンバの黄色が良い発色を残しています。白く輝くダイナミックな枝ぶりと黄色の紅葉のコンビネーションは、落葉が進行形状態のこの時期しか見られない貴重な光景です。

 

位ヶ原お花畑

位ヶ原お花畑は先週の段階でほぼ落葉していましたが、今週はダケカンバもほとんどなくなってしまいました。

 

昨年の位ヶ原お花畑
2015ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2015/10/03〜04) E

こちらは昨年同時期の位ヶ原お花畑。今年は逆にダケカンバが完全落葉し、ウラジロナナカマドが一部で残っている状況です。昨年も今年も、例年より1週間早く見頃が終わりました。

 

2013年のツアーコース入口(11号カーブ)
2013ノリクラ 雪渓カレンダーVol.22(2013/10/05〜06) F
2014年のツアーコース入口(11号カーブ)
2014ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2014/10/04〜05) D
2015年のツアーコース入口(11号カーブ)
2015ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2015/10/03〜04) E
今週のツアーコース入口(11号カーブ)

さらに下って11号カーブ付近。こちらもウラジロナナカマドはほぼ終わり、ダケカンバの黄色が深くなってきています。

 

黄色一色の11号カーブ

ウラジロナナカマドの赤が全くない状態のため、いつもの11号カーブの光景とは違った趣になっています。

 

今年はダケカンバの黄色がピーク過ぎてもきれい

ダケカンバの黄色をよく見ると、鮮やかな黄色から深い褐色へと変化していく様子がみられます。今年は鮮やかな黄色の状態のままの時間が長く、そのため、紅葉がピークを終えた後でも、すぐに落葉せずに残っていて目を楽しませてくれました。

 

先週の屋根板ビューポイント(位ヶ原山荘〜宝徳霊神登山道)
2015ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.22(2015/10/03〜04) E
今回の屋根板ビューポイント(位ヶ原山荘〜宝徳霊神登山道)

しかし、高天ヶ原方面とは異なって屋根板方面はほぼ完全に落葉しました。この2枚は位ヶ原山荘〜宝徳霊神登山道にある、屋根板のビューポイントの模様で、左は先週の様子で右は今回の様子。ピークが訪れた後はこのように急激に落葉してしまいます。そのため、ピークが訪れる前に紅葉散策に訪れたほうが「確実・安心」といえるでしょう。

こちらの位ヶ原エリアでも、今年の見頃の訪れは昨年よりもやや遅かったものの、例年より1週間ほど早く、見頃から終息までは、例年通り1週間程度でした。

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