ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.12(2017/07/29) B

 

 

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(Update:2017/08/03)

 

【雪渓中段】

今回のの雪渓中段全景
2014年の雪渓中段全景
ノリクラ雪渓カレンダー Vol.13(2014/08/02〜03) C
2015年の雪渓中段全景
2015ノリクラ 雪渓カレンダーVol.13(2015/08/01〜02) C

雪渓下部の北端のモーグルコースの岩と南端の石碑の岩の間を上がったエリアで、雪渓上部の雪渓下部を結ぶ緩斜面です。雪解けは2014・2015年よりやや遅い状況です。

 

先週の中央の大岩
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.11(2017/07/22) B
今回の中央の大岩
高さで1.5メートル近くも雪解け

こちらが中央の大岩、先週と比べて高さで1.5メートル近くも雪解けが進んでいます。

 

アルペンボード

先ほど申し上げたように、比較的緩斜面であることから、アルペンボードの滑走練習には最適!

 

中学生のグループ − 夏休みを利用して

こちらは中学生のグループ。夏休みに入ってお越しになっている模様。

 

バーン整備は引率の先生

バーンはそれほど固くはないもののタケノコ状の氷柱が無数にあって、鍬でバーンを整備するのは引率の先生...でも、耕している部分がちょっとずれてますよ(笑)。滑走ラインを中心にタケノコを削り取ればよいのですが、引率の先生と言えども、必ずしもスキー競技に熟知されているわけではないためなかなか大変です。

でも、数多くの手助けがあって、スキーキャンプが成り立っています。

 

今年もコブボードキャンプ

こちらはコブボードキャンプのグループ。毎年お越しになりますが、今年は初めて。ポールを設置し、何度も滑りながらコブを作って行きます。

 

今年は9月まで滑走できるか?!

実は技術レベルに違いがあると、滑走ラインに微妙な差が生じてコブが成長しません。ただ、一旦でき始めると、足がかりができて、すぐに掘れてくるものです。さて、今年も秋までコブキャンプができるでしょうか?

 

中央部分はもうしばらく滑走可能 上半分はあと1〜2週間程度で滑走困難

雪渓中段は、右画像の上半分はあと1〜2週間程度で滑走が困難になってくると思いますが、左の中央部分はもうしばらく滑走でき、基礎的な練習には最適なバーンです。

 

【雪渓上部 T】

雪渓上部全景

それでは雪渓上部の様子をお伝えします。雪解けが進むと中央から尾根が縦に伸びて、雪渓上部を左右に分断します。右側での滑走は8月下旬〜9月上旬まで。左側は9月下旬から10月上旬まで滑走可能ですが、左側はかなりの急斜面で、下が岩場になっていますので、雪渓での滑走に慣れた上級者のみとなります。

 

2014年の雪渓上部右側
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.13(2014/08/02〜03) C
2015年の雪渓上部右側
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.13(2015/08/01〜02) D

今回の雪渓上部右側

こちらの画像は雪渓上部右側で、中斜面が続き、ポールレッスンが盛んに行われるエリアです。上端付近は2014年・2015年よりやや遅い雪解け状況で、下部では2014年とほぼ同じで、2015年よりやや早い雪解けです。

 

2014年の鉄塔土台
ノリクラ 雪渓カレンダー Vol.13(2014/08/02〜03) C
2015年の鉄塔土台
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.13(2015/08/01〜02) D

今回の鉄塔土台
2014年よりやや早く、2015年より1週間早い雪解け

雪渓上部右側エリアの下部、ちょうど雪渓中段につながる位置にある鉄塔土台です。2014年よりやや早く、2015年より1週間早い雪解けです。

 

綺麗な滑走ラインが残っていて、こちらで練習

その右端で細々と滑走しているのは7月の基礎キャンプでお越しになった常連さん。ちょうど、きれいな滑走ラインが残っていたのでそこで練習です。

 

「ひとりで滑るのは辛いよ〜!」

お会いするといきなり「ひとりで滑るのは辛いよ〜!」と...(笑)。普段からグループでの行動ばかりなので、一人でスキーをするということがほとんどなかったとのこと。「誰ともしゃべらず、登って滑ってを黙々と繰り返すのは耐え難い...」 ただ、ノリクラではひとりで滑るということは特に珍しいことはありません。一人だからこそ、見えなかった自分を再発見するチャンスかもしれません。

 

雪渓上部右側上端 
2014年とほぼ同じ、2015年より1週間遅い雪解

こちらは雪渓上部右側上端。2014年とほぼ同じ状況で、2015年より1週間遅い雪解けです。

 

雪渓上端から下端まで450メートル
例年よりも長い

雪渓上端から雪渓下端までの距離は450メートル。2016年は147メートル、2015年は477メートル、2014年は507メートル。2013年は336メートル。2012年は282メートル、2011年は269メートル、2010年は280メートル、2009年は252メートル、2008年は250メートルで、例年よりも長い状態といえます。

 

黙々と滑るスキーヤー

さて、こちらでも黙々と滑るスキーヤーの姿。

 

一人でも平気!

でも、一人でも平気!むしろ独身貴族を十二分に楽しんでいます(笑)。(とうちゃん、待っててね!)。

 

【雪渓上部 U、モーグルコースは超ロングコース】

雪渓上部左側のモーグルコース

こちらは先週から雪渓上部左側に作成されたモーグルコース。

 

長さは38コブ×145メートル(ピッチ:3.8メートル)
=滑るのも登るのも、限界ギリギリ!=

長さは38コブ×145メートル(ピッチ:3.8メートル)。登るだけで精一杯なのにこれを完走するのはかなり大変!

 

コブ管理人に連れられて毎週お越しのお二人 「練習ばかりで夏休みなのに夏休みじゃない(怒)!」

コブ管理人に連れられて毎週お越しのお二人は「練習ばかりで夏休みなのに夏休みじゃない(怒)!」と、いささかご立腹。帰りに美味しいものでも奢ってもらったかなぁ〜(笑)。

 

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