ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.23(2015/10/10〜11) A

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(Update:2015/10/15)

 

【乗鞍高原から大雪渓へ、沿道の風景 U(三本滝ゲート〜位ヶ原山荘)】 

三本滝ゲート − この先マイカー規制

観光センターから7km先の三本滝ゲート。この先はマイカー規制が実施され、バス・タクシー、および、自転車のみの通行となります。また、この周辺でもきれいな紅葉が始まりました。

 

ゲートに立ち寄る観光客の目当ては やはりタヌキ...

これまでは、わざわざゲートに立ち寄る観光客の方は、シャトルバスに対する問い合わせや三本滝への行き方を尋ねる方が大半でしたが、最近はタヌキ目当てでお越しの方も多い模様。

 

人が近づいても平気

人間が近づいて行っても平気...こんな状態で誰も訪れることのない冬を乗り切ることができるのでしょうか??

 

かもしかゲレンデ 最も発色が良い場所

三本滝ゲートを通過して、かもしかゲレンデ。この付近が落葉が少なく、最も発色が良い場所。しかし、三連休後半になると乗鞍高原のほうも発色が良い状態になってきて、本当に刻々と変化します。

 

摩利支天付近は晩秋の雰囲気へ

かもしかゲレンデを過ぎると、一気に落葉モードが始まり、ご覧の摩利支天付近にやってくると、先週までの見事な紅葉から晩秋の雰囲気へと変化しています。

 

ノリクラには30年も前から自転車で やはりランドナー系が好き

「ノリクラにはもう30年も前からやってきています。これまで何台も自転車に乗ってきましたが、やはりランドナー系の自転車が好き...この自転車はまだ新しいんですが、フロントのバッグは30年前からずーっと使い続けています。」

クラッシックカーが似合う風景というものがあるように、この手の自転車が似合う風景もあるはず...もしかすると、ビビッドな紅葉真っ盛りの頃よりも、今日のような味わいのある晩秋の風景のほうが似合っているかもしれませんね。

 

パッチワークもそろそろ終盤

さらに進んで直線部分。遠方のパッチワークもそろそろ終わりに近づきつつあります。

 

歩いて散策 「バス代がなくて...(冗談)」 この風景が心をクールダウンさせてくれる

上から下山されてきたこちらのグループ。「いや〜、お金がないからシャトルバスに乗れなくて...(冗談)」と、三本滝から冷泉小屋まで登り、Uターンして戻って来られる途中でした。紅葉が終わった風景なんてと、思う方もいらっしゃるかもしれません。確かに見頃を迎えた紅葉にウキウキしながらの散策もよいと思いますが、淡いトーンが広がる様子は、心をクールダウンさせてくれる雰囲気があります。

 

秋のヒルクライムは時間を気にせずのんびりと

ヒルクライムにお越しになる方も同様で、のんびりと時間を気にせず走ることができる点が、秋のヒルクライムの良さでしょう。かといって、同じようにゆっくりと都会の雑踏の中を延々と走り続けることは不可能でしょう。

 

残された紅葉を見つけながら

たまにきれいな紅葉を見けることがあって、そんな残された紅葉スポットは「心のミネラルウォーター」...走り続ける糧となります。

 

夏にはない心地よさが秋のヒルクライム

夏のヒルクライムにはない心地よさが秋のヒルクライムには感じられます。秋が深まれば深まるほど...

 

学生時代からの自転車で

そして、冷泉小屋でお会いしたこちらの方は、「学生時代に購入した自転車屋の展示品ですから大した品物じゃありませんよ...」と、おっしゃりながらも30年間大事にのりつづけていらっしゃる様子。ハイソックス姿がなかなかいいじゃありませんか!

 

針葉樹の縦のラインと躍動感のあるダケカンバのライン

これまではパッチワークの世界が広がっていましたが、ダケカンバの落葉が終わって、針葉樹の縦のラインに躍動感のあるダケカンバの枝ぶりがなかなか...

 

【乗鞍高原から大雪渓へ、沿道の風景 V(位ヶ原山荘〜大雪渓)】

位ヶ原山荘 気温8℃、屋外は寒い

標高2350メートルの位ヶ原山荘。気温は8℃まで低下し、屋外で休憩されている方は皆無です。

 

スタッフの方 − 三連休が終わると下山、ちょっと寂しい

シルバーウィークなど繁忙期にお手伝いにお越しになっているこちらのスタッフの方は、この三連休が終わると下山とのこと。今度お会いできるのは来年のゴールデンウィークかな...また、お会いできることを楽しみにしています。

 

先週の位ヶ原山荘上 − まだ紅葉が残っている
ノリクラ 雪渓カレンダーVol.22(2015/10/03〜04) A
今週の位ヶ原山荘上 − 完全に落葉

先週の段階で一気に落葉が進んでしまいましたが、今週はさらに進んで、完全に落葉してしまいました。

 

11号カーブ、ツアーコース入口 まだ紅葉が残っているものがある

こちらは位ヶ原山荘から1.5km先の11号カーブ、ツアーコース入口。こちらも紅葉が終わったものの、右の画像のように本当にごく一部できれいなものが残っているのはちょっと驚きです。

 

これからは徐々に色のない世界へ

これからは色のない世界へ突入します...冬になるとハイマツすら どす黒い状態になり、完全にモノトーンな光景になります。なお、さらに厳冬期になると、ハイマツは完全に雪ノ下になって、白一色の世界になります。

 

おや〜! 凍ってるよ!

岩から流れるせせらぎ、ふと 目を向けると...凍っています!すかさず自転車の足を止めて...

 

氷瀑とヒルクライム − ふつうは考えられない記念撮影

氷瀑とヒルクライム、ふつうは考えられない記念撮影です。氷の張るような寒い季節でのヒルクライムは一般的にはムリ!でも、ノリクラでは穏やかな天候が続く限り、こんな状況が間近に見られるもの珍しくありません。ただ、それを裏返せば、一歩間違えるとすぐに天候が悪化して、厳しい環境に遭遇するわけです。これからは季節の移り変わりが非常に早く、冬を考慮した行動をとらなければならないでしょう。

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