ノリクラ 雪渓カレンダー

Vol.6(2006/06/18) D

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(Update:2006/06/22)

 

【稜線へ】

肩の小屋を後にして、稜線に向けて出発します。

 

朝日岳直下まで完全に雪がなくなりました 朝日岳直下手前付近

肩の小屋から朝日岳直下に出るまでの登山道は完全に雪がなくなりました。

 

雪が現れるのは朝日岳直下付近から

この付近からは大雪渓エリアに滑り降りることができます

しばらく歩き、朝日岳直下から大雪渓に続く雪渓に出るまでは、全く雪はありません。昨年とほぼ同じ雪解けの状態です。

 

登山道が少し狭くなっています

話が少し戻りますが、肩の小屋から朝日岳直下に向かう登山道は、ロープで規制された道幅が、以前より幾分狭くなっています。

 

登山道脇は立ち枯れたハイマツの枝が続いています

よく見ると、ロープの外側には立ち枯れたハイマツの枝が登山道を縁取るように続いています。これは登山者の進入によるもので、それを防止するために、ロープで規制して、ハイマツ帯から登山道を少しでも離そうとしていると思います。

夏場は非常にたくさんの人が、剣ヶ峰を目指して、登っていきますが、徒歩とは言えども、数が多いと、踏みつけによるダメージが大きいものだと思います。ハイマツに限らず、大雪渓エリアの高山植物でも同様のことが言えますので、是非、ご留意ください。

「何もないから入ってもいいだろう」という論法もありますが、「人が足を踏み入れたから、なくなってしまった」というのが、定説だと思います。

本来なら、土の部分でなく、岩の上を歩くように心がけるなど、登山者のマナーの問題だったと思いますが、大勢の方がたくさんいらっしゃるエリアではこのような規制も致し方ないと思います。

 

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