● 全日本マウンテンサイクリングin乗鞍2017のエントリーはこちらをご確認ください●

 

 

全日本マウンテンサイクリングin乗鞍2016

(2016/08/27〜28) @

 

 


 

今年の願いはただ一つ...それは「フルコース」。

3年前は位ヶ原山荘まで、2年前は大雪渓前まで、昨年は三本滝までと短縮コースでの開催が続き、3月のエントリー時点でも「短縮コースが続き、今年は参加者が低調なのでは」と、懸念されたほどでした。また、フルコース出場年齢が16歳から中学生引き下げられた一方、三本滝までのショートコースとMTBコースの廃止、ロード女子の年齢別の統合などの一部変更も行われました。昨年は30回目を迎えて、国内最古のヒルクライムレースは、また、新たな一年を刻みます。

それでは、今年も大会の様子をお伝えしたいと思います。なお、過去の大会の様子は、ノリクラ ヒルクライム・マラソン大会関連(全日本マウンテンサイクリングin乗鞍) から、ご覧頂くことができます。

 

◎ 今回の目次

Page-1 : 【8月27日(土)、大会受付 T】
Page-2 : 【8月27日(土)、大会受付 U】
Page-3 : 【8月28日(日)、大会当日】
Page-4 : 【チャンピオンクラス、スタート】
Page-5 : 【続々とゴール、選手の感想】
Page-6 : 【レースはまだまだ続きます】
Page-7 : 【表彰式】      <編集後記>

●参考資料●
<大会概要・地図>    大会概要      コース図      駐車場  
<日程・スタート時刻>    スケジュール      スタートスケジュール      参加者データー  
<リザルト・完走率>    リザルト(外部ページ)      出場者数・完走率

●過去の大会特集●
ノリクラ ヒルクライム・マラソン大会関連(乗鞍スカイラインサイクルヒルクライム)

 

 

 

 

【8月27日(土)、大会受付 T】

大会会場 − 観光センターと周辺

こちらは大会会場の観光センター。いつもはマイカー規制となっている乗鞍岳へのシャトルバス発着場所で、乗鞍高原の中心的存在です。今日から二日間 8月27日(土)〜28日(日)は、ノリクラ最大のイベントでもある、国内有数の自転車ヒルクライムレース「全日本マウンテンサイクリングin乗鞍」が始まります。

 

瀧山 里玖選手・瀧山 月斗選手

最初にお会いした選手は兄の瀧山 里玖選手、弟の瀧山 月斗選手。一昨年大会以来ですから2年ぶりの再会です。

兄の里玖選手は2014年 15歳でショートジュニアで優勝、その当時はフルコースへの出場資格が16歳以上ということもあって、「年齢制限がなかったらフルコースに出場したかった」と、悔しがっていました。それから2年が経過する中、海外合宿なども経験し、今年はチャンピオンクラスに初参加。「チャンピオンクラスに出場するからには表彰台を狙いたい!」 と、おっしゃってくださいました。
また、来年3月の高校卒業後は、ヨーロッパチームに入団するために、各方面に直接交渉に当たっていると言うから、度胸があるというか肝が据わっているというか...スゴイ!

弟の月斗選手。今年から中学生も参加資格が得られフルコースに出場。でもフルコースでの経験が少なくちょっと不安そう...兄弟そろって頑張ってほしい!

 

受付テント − 開始30分前、まだ誰もいない 応援バスは定員40名 − 先着順で開始前から列ができる

時刻は12時30分を過ぎたところ...受付開始時刻は13時で、選手受付テントにはまだ人影がないものの、隣の応援バス受付テントにはご覧のとおり長蛇の列。

山岳路線をコースとする本大会では、沿道での応援ができないため、観戦ができる大雪渓駐車場(19km地点)まで向かうことができる「応援バス」が提供されています。このサービスは有料で先着40名となっているため、受付前にご覧の状態になっています。12時30分時点で20〜30名程度方が並んでいらっしゃり、13時過ぎにはほぼ完売状態となりますので、できるだけ早めにお越しになったほうがよいでしょう。

応援バスパンフレット

応援バスの詳細については、こちらをご覧ください。(内容は本年度(2016年度)のもので、今後変更となる可能性もありますので、大会HPでご確認ください。)

 

選手が並び始める レース開催可否はこちらで確認

選手受付は13時から17時の間ならいつでもかまいません。事前に郵送されている書類(参加証など)を提出するだけでOKですので、早く並ぶ必要がありません。また、検車などもありませんので自転車の持ち込みも不要です。

ただ、今回も終了間際の17時近くになって訪れる方が何人もいらっしゃいました。どの選手も遠方からお越しになるので、途中の道路状況により遅延することが多々あります。できる限り余裕を持ってお越しになったほうがよさそうです。

 

観光センター周辺は混雑 周辺駐車場
マイカーは観光センター2km先の第3駐車場へ
第3駐車場(収容台数400台) − 会場までシャトルバス運行

なお、大会会場(観光センター)周辺は大変混雑します。そのため、大会では周辺駐車場の案内をしております。観光センターから2kmほど先にある「スキー場第3駐車場(赤丸部分)」がお勧めです。ご覧のとおり、会場と駐車場を結ぶシャトルバスも運行されています。

 

選手受付が始まる

そして13時。選手受付が開始されます。ゼッケン番号ごとに場所が分かれておりますので、よく確認して該当場所にお並びください。

 

最年少出場の永野 昇海選手 − NHKチャリダーがきっかけに自転車を始める

ゼッケンを受け取った永野 昇海選手。「チャリダーで見たのがきっかけで自転車を始め、ノリクラはまだ1本しか走ったことがない。」という本大会最年少12歳。先ほども申し上げたように、今年からフルコースの出場資格が中学生に引き下げられました。

そして、後ろで選手受付を終えたお母様は「息子と主人と三人で出場するんです。でもいつもすぐに息子に抜かされるんですよ。チャリダーでその気になっていた時にこの話があって、3人で走れる機会はそんなにないので出場することにしました。」とのこと...明日はご家族三人で無事完走できますように!

 

中込 由香里選手と中込 辰吾選手
(昨年女子B優勝)

「地下足袋好きなんですよ。トレーニングで地面をちゃんと感じられるので。」と、おっしゃるのは、ロード女子Bの女王 中込 由香里選手と中込 辰吾選手(..と最愛のワンちゃん)。「ちょっと膝痛いんですが走れるだけでうれしい..」

 

体重絞りましたよ!(橋本 謙司選手) 大野 直樹選手と奥様 宮下 朋子選手(昨年女子A3位)

「(体重)絞りましたよ。この3日間くらいで...」と、気合十分なのは橋本 謙司選手。選手としてだけではなくスポーツジャーナリストとしても活躍中。「ここ3年くらいで自転車を初めて人だと、『ノリクラって天気が悪いだけで山奥でやってるイベント』くらいにしか思っていませんからね〜。何としてでもフルコースで行きたいですよね。」

ノリクラに関しては人一倍の情熱を感じる大野 直樹選手。60分の壁が厚く、「今年は体調不良で体を仕上げることができず、目標到達はとても無理!」と...でも、そんな年もあっても出場し続けることが大事で、傍らで見守る奥さんのサポートがあってこそ続けられるものです。

昨年、ロード女子Aで3位の宮下 朋子選手。
「ぼちぼち〜〜悪くはないかな〜。裏乗鞍(※1)以降の大会出場はなく、夏の大会はオモテ(※2)だけ。今年からロード女子A・Bが一つに統合されて、入賞が厳しくなりましたが頑張ります!」  (※1 : 7月10日開催の乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムで女子優勝。  ※2 : 本大会を「表」として、7月の乗鞍スカイラインサイクルヒルクライムを「裏乗鞍」と称する選手が多い。)

 

乗鞍高原出身 高橋あず美さんのミニライブ 「♪晴れますよ〜に〜〜」
と差し替えて...

そして、ステージでは、乗鞍高原出身のシンガーソングライター 高橋あず美さんのミニライブ。6月開催の乗鞍天空マラソンのイメージソングになっている「ココロノママニ」を熱唱。「♪ココロノマ〜マニ〜〜」というフレーズを「♪晴れますよ〜に〜〜」と差し替えて歌い上げます。

 

高橋あず美さんのCD販売コーナー
=悪魔わんちゃん登場=

会場内には高橋あず美さんのCD販売コーナーも設けられていて。そこにはベビーカーに乗った悪魔わんちゃんが...これには、高橋さん自身も身を乗り出してウケてました。

 

サインを入れてもらう(隣には悪魔おじさんのサインも...) CD購入しました!

CDを購入されると直筆サインを入れてもらえますが、今日はワンちゃんのウエアにも...(そこにはすでに本家本元の悪魔おじさんのサインがありました。)

 

本家本元の悪魔おじさん − やっぱり子供に人気!

...で、もちろん、本家本元の悪魔おじさんも会場入りされていて、子供たちの人気者!いやいや、会場の選手全員の人気者です。

■ Next>>  Page2 【8月27日(土)、大会受付 U】 ■


 

 

Copyright (C)   乗鞍大雪渓WebSite

Top ||   1  2  3  4  5  6  7  Next>>